保育の現場では、今もなお女性保育士の割合が高く、男性保育士は少数派であることが少なくありません。そのため、日々の仕事の中で「男性保育士ならでは」と感じる場面に出会うこともあるでしょう。
そんな男性保育士の“あるある”を、少し親しみのある視点でご紹介します。
目次
最初は少し警戒されることがある
新年度や異動直後など、子どもたちと初めて関わる場面では、女性の先生より少し距離を置かれることがあります。
特に、これまで身近に男性保育士がいなかった子どもにとっては、「男の先生」はそれだけで新鮮な存在です。最初は様子をうかがっていても、一緒に遊んだり、やさしく声をかけたりするうちに、ほとんどの子が少しずつ打ち解けてくれます。
体を使う遊びを期待されやすい
男性保育士というだけで、「元気に外遊びしてくれそう」「体力仕事に強そう」と思われがち。鬼ごっこや高い高い、力のいる遊具の補助など、自然と体を使う役割が集まりやすいのも“あるある”です。
子どもたちにとっては、ダイナミックに遊んでくれる先生として人気が出ることもありますが、一方で「いつも体力担当になりがち」と感じることもあるかもしれません。
力仕事を任されがち
園内では、家具の移動や行事準備、大きな荷物の運搬など、何かと力仕事が発生します。そんなとき、「ちょっとお願いできますか」と声がかかりやすいのも男性保育士によくあること。
頼りにされている証拠ではありますが、気づけば重たいもの担当になっていることも少なくありません。保育以外の場面でも、自然と“力のいる係”になりやすい傾向があります。
保護者対応で少し気を遣うことがある
男性保育士はまだ数が少ないため、保護者の中には最初少し緊張したり、距離感をはかりながら接したりする方もいます。特に着替えや排せつ介助など、デリケートな場面では、園として丁寧な説明や配慮が求められることもあります。そのため、男性保育士自身も、言葉づかいや関わり方にいつも以上に気を配っていることが多いでしょう。
信頼関係が築けると安心してもらえる一方で、最初は少し慎重になりやすいのも特徴です。
「男性の視点」を期待されることも
職員間の会話の中で、「男性ならではの意見がほしい」と言われることもあります。
悪いことではありませんが、少数派であるがゆえに、個人の意見が“男性代表”のように受け取られてしまう場面もあるかもしれません。本来は性別ではなく一人の保育士としての考えなのに、必要以上に特別視されることに戸惑うこともあるでしょう。
それでも男性保育士だからこその強みもある
男性保育士がいることで、園の雰囲気に幅が出ることもあります。子どもたちにとって関わる大人のモデルが増えることは大きな意味がありますし、保護者にとっても「いろいろな先生がいる園」として安心感につながるものです。
男性だから、女性だからではなく、それぞれの得意なことや個性を生かしながら働けることが理想ですね。