小学生や中学生が受ける英検。これは親御さんでも知っていますね。もっと幼少期から受けられる児童英検-英検Jr.-をご存じですか?
公益財団法人・日本英語検定協会が実施しているゲーム感覚のリスニングテストです。
英検Jr.の目的と概念
一般的なテストではなく、英語への親しみを覚えること、関心を持つことに重点を置いています。
英語が人とコミュニケーションを取る手段であること、世界中の人と交流ができる喜びや楽しさがあることをしってもらいたい、という思いもあります。
英検Jr.はどんなテスト?
ペーパー版とインターネット版があり、受験料は2000円程度です。
小学校のい英語のカリキュラムに合った内容になっています。
テストは全てリスニング。最大の特長は合否判定がないことです。
CDから流れる英語を聞き取って合っているイラストなどに○を付けるなど、感覚的にわかりやすい内容となっています。
レベルは3つ
BRONZE
幼児対象の英語塾に1年程通っているか、小学校で1,2年程度の学習経験がある児童が対象です。全体で40問、時間は30分。
日常生活の中で起きることや家族や友達との交流の中で起こることを想定しています。
SILVER
小学生向け英語塾で2年程度、小学校で2,3年程度の学習経験がある児童が対象です。全体で45問、時間は35分
近隣での社会生活に関することや初めての人との交流、学校の課外活動などを想定しています。
GOLD
幼児対象の英語塾に3年程通っているか、小学校で4,5年程度の学習経験がある児童が対象です。全体で50問、時間は45分。
日常生活の中での事柄に対する表現の理解、質問や応答、3往復以上のまとまった会話や5W1H以上の応答など。物語や架空のことなどを想定しています。
全てカラーで児童の興味を引くようなイラストで作成されている英検Jr.。楽しく受験できて今のレベルを把握できます。レベルがどんどん上がっていけば励みにもなりますね。