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男性だってもっと育児のモヤモヤを語って表現しよう!

2020年10月24日 ニュース

2010年、イクメンという言葉が新語・流行語大賞のトップテンに入りました。あれから10年、男性の育児参加は進んでいるものの、まだまだ先進国の中では後れを取っている日本。
最近は育児に参加している男性もモヤモヤを吐き出したい!と思っているようです。

変わりつつあるイクメンの意味

2010年頃は、抱っこひもで赤ちゃんを抱いているお父さんは珍しく、イクメンと言われていました。しかし今はよく見る光景。
子どもの誕生日に定時退勤することがイクメンと勘違いしていた人もいたでしょう。
オリックスグループが募集しているママパパ川柳の2019年の大賞
「イクメンは 名もなき家事が できてから」
名前のついていない地味で補助的な家事に気付き、きちんと対応できる男性こそイクメンなのです。

文筆業の清田隆之さん、東レの経営研究所に勤務する渥美由喜さんは・・・

女性は自分の人生設計において、妊娠や出産はそれまでの生活が一変するような一大事です。しかし男性は、自分のキャリアだけを考えていればいいことになります。
このように男性は特権を持っており、育児を大々的に語りにくい状況ではありますが、男性として感じた問題を真摯に語っていくしかないのでは、と清田さんは語っています。
セクハラやDVのように、新しい言葉ができることで、問題を表面化しやすくなるのでは、とも言っています。

また、二度の育児休業取得後に職場に復帰した東レの経営研究所に務める渥美由喜さんは、当初珍獣扱いをされたとのこと。上司からは「キャリアが台無しになる」と言われたそうです。
今の50代は仕事に全てをささげてきて成功した体験があり、途中で長期に休むことなど思考に無いのでしょう。

上手く両立ができないと嘆くのではなく、加点法で考えよう、と言っています。
仕事100点、家事育児も100点、合計200点を目指すのではなく、仕事40点、家事育児40点、地域活動20点、この合計で100点とすればいいのでは、とのこと。

先進国に大きく遅れとっている男性の育児参加。最近では規制が緩和され保育園が続々開園していますが、数だけ増やすことばかり先行され、保育の質が保たれてないのでは、との懸念もあります。
保育士の待遇改善が叫ばれて久しいですが、まだまだ改善される余地はありそうです。
もっと子育て関連の予算を増やしてもらいたいですね。

女性が社会進出してモヤモヤを吐き出したように男性も吐き出そう!

男女雇用機会均等法が施行されたのは1989年。女性が社会進出して男女平等や家事育児介護の問題についてモヤモヤを吐き続けてきた結果、少しづつ理解は進んできているでしょう。
同じように、男性の育児参加がもっとすすみ、男性しか気付けない問題点に直面し、モヤモヤを吐き出すことで社会が変わっていくかもしれません。

2020年10月17日(土)朝日新聞朝刊より出典