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小学生、マスクはできれば不織布がおすすめ

2021年10月16日 ニュース

現在保育園では、子どもにマスクの着用を強制してはいない所が多いと聞きます。しかし、年長児は小学校に上がることを想定して、マスクの着用に慣れておかなくてはならないでしょう。
小学生でもマスクは不織布がおすすめ。布やウレタンは感染リスクが高いとのことです。

第5派では子どもの感染例が多く報告された

小学生は呼吸のしやすい通気性の良いマスクを好みますし、着用する気持ちを前向きにするために、ファッションを考えたマスクを着用することもあるでしょう。
しかし専門家は、フィルターの性能の高さから不織布のマスクを着用してほしい、と呼びかけています。
日本小児科学会と日本小児科医会は、効果的な感染対策として、「不織布のマスクの着用」を挙げました。家庭の経済的負担を軽減するために、無償提供も考えるべき、とも指摘しています。

自治体の中には、教室内では不織布マスクを着用することを原則としているところもあります。また、用意が難しい家庭には配布しているそうです。
肌が弱いなどアレルギー体質で不織布のマスクが付けられない児童に対しては十分に考慮し、無理のない範囲で着用してもらうなど、工夫をしているとのこと。現在さまざまな自治体でルール作りが進められています。

飛沫を通しやすいウレタンマスクはリスクが高い

理化学研究所などのスーパーコンピューター「富岳」での実験によると、息を吸ったり吐いたりする時の飛沫の通り抜ける量を測定しました。

★何も着用しない場合
息を吸うとき:100%とする
息を吐くとき:100%とする

★不織布マスクを密着して着用した場合
息を吸うとき:25%
息を吐くとき:18%

★ウレタンマスクを着用した場合
息を吸うとき:82%
息を吐くとき:48%

不織布マスクに対し、ウレタンマスクでは多くの飛沫が通り抜けていることがわかりました。

子ども達には強制させるのではなく、自分や周りを守るために納得してもらう

ウレタンマスクは不織布マスクに比べてリスクが高いことは明らかです。このことは大人の間ではすでに常識になりつつあり、なるべく不織布マスクを着用するように気を付ける人が増えました。
医療や介護、保育の現場では基本的に不織布マスクが使われています。

子ども達には「不織布マスクを付けなさい」と強制するのではなく、自分や家族、友だちを守るためにきちんと実験結果や理由を説明し、不織布マスクを正しく着用する意識を高めることが大切だと考えられています。

2021年10月10日(日)朝日新聞朝刊より出典・引用しています。
https://www.asahi.com/

 

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