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保育問題を取材してきた元記者が小規模保育園を開園!その後・・・

2020年04月04日 ニュース

朝日新聞で長年保育問題を取材してきた50代の元記者が、都心に小規模保育園を開園して3年。
取材側から担い手側に回り、様々な壁にぶち当たりながらも、なんとか運営しているとのことです。

保育士不足の深刻さを改めて実感したこの1年

保育士不足は数々の取材経験から覚悟はいていたものの、ここまで深刻とは思わなかったとのこと。
3年前に一箇所オープンし、この春にもう2園オープンする予定で、そのための保育士集めに本当に苦労したそうです。

以前からの知り合いを通じて、各園の園長と主任級の人材は確保できていました。しかし、それで安心していたのがいけなかったそうです。いざ保育士を募集しても全く集まらなく、困ったとのこと。具体的には以下です。

・2019年秋までちらほら応募があったが秋を過ぎたら頃から全くなくなる
・3年前からハローワークに求人を出し続けているが、応募はゼロ。
・10月に東京都主催の保育士就職相談会に出向いたが、2時間半居座って、話を聞きに来てくれたのは2人
・東京都の保育求人サイトに掲載するも、反応ゼロ

園児の募集は既に始めていました。区の担当者からはこのままだと認可できないと言われ、非常に焦ったとのことです。

チラシを47,000枚作ってポスティング

顔写真なども掲載し、チラシを作って保育士の募集をかけました。電話番号違いなどのミスもあり、なかなか集まらなかったですが、ネットで調べるなどして応募してくれた人が現われました。
そんなこんなあり、とりあえず首の皮一枚で開園にこぎつけました。

社宅の借り上げ制度が2020年度で終了してしまう・・・

現在区内の保育園で働く保育士に向けて、家賃を82,000円まで、7/8補助する仕組みがあります。しかしこれは緊急措置のため2020年度で終了してしまいます。
この制度があるから地方出身者でも安心して暮らせます。もしなくなったら人材が離れてしまうのではないか、この保育園じたい、破綻してしまうのではないかとも思ってしまいます。
しかし、他の業界だって人手不足は深刻。「なぜ保育士だけ?」「地方の人材を奪わないで」などの声もあり、完全な継続は難しそうです。
しかし、家賃の高い都心で住居費の補助は必須です。何らかの形で継続してくれるといいですね。

2020年3月20日(金)21日(土)朝日新聞朝刊より出典