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1. A　 生後８か月の男児で、体を触ると熱く感じられたため、電子体温計を用いて腋下の体温を測定した。
2. B　 生後３か月の男児の体温が39.0℃であったが、機嫌もよかったので、お迎えの時間まで４時間ほど様子を見た。
3. C　 ２歳の男児である。登園時に母親が「起床時の体温が37.5℃であったが、朝ごはんもしっかりと食べたので連れてきた」と言ったため、その場で改めて体温を測定し、確認した。
4. D　 熱性けいれんの既往がある２歳の男児が、日頃に比べて不活発であったので体温を測定したところ、38.0℃であった。すぐに寝かせて毛布でくるみ、十分に温めた。

（組み合わせ）

保育園児がかかる主なアレルギー疾患には、乳児期から問題になるアトピー性皮膚炎、（ Ａ ）、さらに幼児期から次第に増える（ Ｂ ）、アレルギー性結膜炎および（ Ｃ ）などがある。
これらのアレルギー疾患の中でも、（ Ｂ ）、アレルギー性結膜炎および（ Ｃ ）は、（ Ｄ ）の保育所生活における注意や指示が明確に示されれば、その指示に従って保育所生活を送ることには大きな問題は起こってこない。

（組み合わせ）

1. A　 誤飲とは、異物が気道に入ることである。
2. B　 子どもの嘔吐物の処理を行った場合、使用したエプロン、タオルなどは、そのまますぐに洗濯する。
3. C　 発熱は、感染源に対する防衛体制を作る手段でもあると言われている。
4. D　 下痢の原因の多くは、アレルギーによるものである。
5. E 　保育所において、子どもに薬を与えるよう保護者から依頼された場合は、医師の指示に基づいた薬に限定する。

(組み合わせ)

（組み合わせ）

【事例】

５歳の女児。周産期に問題はなく、３歳までの乳幼児健診では、身体発育、運動および言語発達に関して異常を指摘されたことはなかった。４歳で保育所に入所したが、保育所では保育士やほかの園児と全く喋らなかった。ただし会話はないものの、ほかの園児と一緒に遊び、保育士の指示に従って行動することはできた。自宅で家族との会話には問題がないため、両親は保育所から指摘を受けるまで、気づかなかったという。

【設問】

この子どもで最も疑われる精神医学的問題を一つ選びなさい。

1. A　排尿の自立は、おおよそ３～４歳で完了する。
2. B　 夜間だけの遺尿を夜尿症という。
3. C　 就学後になっても排尿が未自立な状態を、器質性遺尿症という。
4. D　 夜尿を改善させるためには、夜間に子どもを覚醒させ、排尿させる。
5. E　 夜尿をしたときは、厳しく注意する必要がある。

(組み合わせ)

【事例】

６歳男児。幼稚園で職員や他児に向かって頻繁に「ばか」「かす」という暴言を吐く。家庭でも同様の行為が見られ、保護者も戸惑っている。

【設問】

次のうち、この子どもで疑われる精神医学的問題として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

1. A ド・ラ・トゥレット症候群
2. B 反抗挑戦性障害
3. C 身体化障害

（組み合わせ）

1. A　 知的発達症の約80%は、染色体異常が原因である。
2. B　 自閉スペクトラム症の症状には、「社会的コミュニケーションおよび対人的相互反応 における持続的な欠陥」と「行動、興味、または活動の限定された反復的な様式」がある。
3. C　 注意欠如・多動症の支援・治療として、ソーシャルスキル・トレーニングや親へのペアレント・トレーニング、薬物療法などが有効である。
4. D 　限局性学習症とは、知的発達症に伴う学業不振のことである。
5. E 　発達性協調運動症では、不器用さや運動技能の遂行における遅さと不正確さがみられる。

（組み合わせ）

【事例】

６歳の男児。４歳頃に保育所で両目を頻繁に瞬きする動作がみられ、眼科医院を受診したが、異常は指摘されず、この動作は２か月程度で消失した。６歳になって両目の瞬きに加え、鼻をふくらませる、急に首を振るなどの奇妙な動作が続くようになった。また頻繁にせき払いのような発声が出現するようになった。

【設問】

この子どもに最も疑われる精神医学的問題についての以下の記述のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

1. A　 自分の意志では、この症状の発生を短時間ですら抑制できない。
2. B 　夜間睡眠時に症状が悪化する。
3. C 　保護者の厳しいしつけや、家族の不和などの家庭環境の問題が唯一の病因である。
4. D 　これらの症状が増悪すると、全身のけいれんがみられる。
5. E 　周りの子どもにからかわれるため、保育士は、症状が出るたびに注意するとよい。

（組み合わせ）

1. A　 子どもの生命と健康を優先し、応急処置は迅速に行う。
2. B　 職員は事故の状況や子どもの様子に動揺せず、また子どもの不安を軽減するように対応する。
3. C　 施設・事業所の長、他の職員と連絡をとる。
4. D　 緊急時の役割分担表等に基づき各職員について事故対応に係る役割を分担する。

（組み合わせ）

【手洗いの方法】

1. ・液体石けんを泡立て、（ａ）手のひらをよくこする。
2. ・手の甲を伸ばすようにこすり、（ｂ）指先、つめの間を念入りにこする。
3. ・（ｃ）両指を合体し、指の間を洗い、親指を反対の手でにぎり、ねじり洗いをする。
4. ・手首も洗った後で、（ｄ）最後によくすすぎ、その後よく乾燥させる。

（組み合わせ）

1. A　 監視者は監視に専念し、監視エリア全域をくまなく監視する。
2. B　 動かない子どもや不自然な動きをしている子どもを見つける。
3. C 　十分な監視体制の確保ができない場合については、プール活動の中止も選択肢とする。
4. D　 保育活動の中で、時間的余裕をもってプール活動を行う。

（組み合わせ）

1. A　 脳の重量は、一般的に3歳で成人の60%程度になる。
2. B　 乳歯が全部生えそろうと、20本になる。
3. C　 大泉門は、生後3か月で閉鎖する。
4. D　 母乳には、子どもの感染症の予防に役立つ因子が含まれる。

(組み合わせ)