保育士試験
過去問題
平成29年度(後期)
子どもの食と栄養 平成29年度(後期)
問1
次の文は、たんぱく質に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A 糖質や脂質の摂取量が不足すると、エネルギー源として利用される。
- B 構成元素として炭素(C)、水素(H)、酸素(O)のほかに、窒素(N)を約 50%含むことを特徴としている。
- C 分子内にプラスとマイナスのイオンをもち、体液の酸塩基平衡を調節する。
- D アミノ酸が鎖状に多数結合した高分子化合物である。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
2 | 〇 | 〇 | × | × |
3 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
4 | × | × | 〇 | × |
5 | × | × | × | 〇 |
正解は3
問2
次の【I群】の記述と、【II群】の元素名を結び付けた場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
【I群】
- A 糖質、脂質、たんぱく質の代謝に関与する。
- B 骨や歯の構成成分である。
- C 神経の興奮、伝達に関与する。
- D 体液の浸透圧調整に関与する。
- E ヘモグロビンの成分である。
【II群】
- ア カリウム(K)
- イ カルシウム(Ca)
- ウ リン(P)
- エ 鉄(Fe)
- オ ナトリウム(Na)
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
1 | イ | ア | ウ | オ | エ |
2 | イ | ウ | ア | オ | エ |
3 | ウ | ア | エ | イ | オ |
4 | ウ | イ | ア | オ | エ |
5 | ウ | イ | オ | ア | エ |
正解は4
A ウ リン
B イ カルシウム
C ア カリウム
D オ ナトリウム
E エ 鉄
B イ カルシウム
C ア カリウム
D オ ナトリウム
E エ 鉄
問3
次の文は、脂質および脂肪酸のはたらきについての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A 脂質は、炭素(C)、水素(H)、酸素(O)の3元素からなり、エーテルなどの有機溶媒には溶けるが水には溶けない。
- B 複合脂質はグリセリン(グリセロール)と脂肪酸のみで構成されている。
- C 不飽和脂肪酸は、脂肪酸中の炭素原子がすべて水素で飽和されており、二重結合はない。
- D EPA(エイコサペンタエン酸)は、さば、いわし、さんまなどの魚に多く含まれる必須脂肪酸である。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
2 | 〇 | × | × | 〇 |
3 | 〇 | × | × | × |
4 | × | 〇 | 〇 | × |
5 | × | × | × | × |
正解は2
A 〇 適切です
B × 不適切です。
グリセリン(グリセロール)と脂肪酸のみで構成されているのは、単純脂質です。複合脂質は、グリセロールと脂肪酸に加え、リン酸、糖類、窒素化合物などが結合したものです。
C × 不適切です。
不飽和脂肪酸は、二重結合があります。
D 〇 適切です。
B × 不適切です。
グリセリン(グリセロール)と脂肪酸のみで構成されているのは、単純脂質です。複合脂質は、グリセロールと脂肪酸に加え、リン酸、糖類、窒素化合物などが結合したものです。
C × 不適切です。
不飽和脂肪酸は、二重結合があります。
D 〇 適切です。
問4
次の文は、「日本人の食事摂取基準(2015年版)」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A 栄養素の推定平均必要量とは、当該集団に属するほとんどの人(97~98%)が充足している量をいう。
- B 栄養素の耐容上限量は、生活習慣病の二次予防を目的として設定された。
- C 栄養素の目安量は、生活習慣病の一次予防を目的として、日本人が当面の目標とする指標である。
- D エネルギーの摂取量及び消費量のバランスの維持を示す指標として、体格(BMI)を採用している。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
2 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
3 | 〇 | × | × | × |
4 | × | × | 〇 | 〇 |
5 | × | × | × | 〇 |
正解は5
A × 不適切です。ほとんどの人が充足する量は「推奨量」です。
B × 不適切です。耐容上限量は、過剰摂取による健康障害を未然に防ぐ目的として設定されました。
C × 不適切です。特定の集団において不足状態を示す人がほとんどいない量です。
D 〇 適切です。
B × 不適切です。耐容上限量は、過剰摂取による健康障害を未然に防ぐ目的として設定されました。
C × 不適切です。特定の集団において不足状態を示す人がほとんどいない量です。
D 〇 適切です。
問5
次の文は、「食事バランスガイド」(平成17年:厚生労働省・農林水産省)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A コマのイラストは、食事のバランスが悪くなると倒れてしまうことを表している。
- B コマの中では、一日分の料理・食品の例を示している。
- C 食事の提供量の単位は、SV(サービング)である。
- D 主菜のグループには、ごはん、食パン、うどんなどが含まれる。
- E 果物のグループには、お茶や水も含まれる。
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
2 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
3 | × | 〇 | × | 〇 | 〇 |
4 | × | × | 〇 | × | 〇 |
5 | × | × | × | 〇 | × |
正解は2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。
主菜のグループには、肉、魚、卵、大豆料理が含まれます。ごはんや食パンなどが含まれるのは主食のグループです。
E × 不適切です。
果物のグループにお茶や水は含まれません。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。
主菜のグループには、肉、魚、卵、大豆料理が含まれます。ごはんや食パンなどが含まれるのは主食のグループです。
E × 不適切です。
果物のグループにお茶や水は含まれません。
問6
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)に示されている離乳食の進め方に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
1 | 離乳の開始は、生後3か月頃が望ましい。 |
2 | はちみつは乳児ボツリヌス症予防のため、生後6か月から使用する。 |
3 | 離乳を開始したら、母乳やミルクは与えない。 |
4 | 生後9か月以降は鉄が不足しやすいので、赤身の魚や肉、レバーを取り入れる。 |
5 | 生後9か月頃から離乳食は1日2回にする。 |
正解は4
1 × 不適切です。
離乳の開始は、「生後5~6か月頃」が望ましいです。
2 × 不適切です。
はちみつはボツリヌス予防のため、満1歳までは与えてはいけません。
3 × 不適切です。
離乳を開始した後も母乳やミルクは与えます。
4 〇 適切です。
5 × 不適切です。
生後9か月頃から離乳食は1日3回にします。
離乳の開始は、「生後5~6か月頃」が望ましいです。
2 × 不適切です。
はちみつはボツリヌス予防のため、満1歳までは与えてはいけません。
3 × 不適切です。
離乳を開始した後も母乳やミルクは与えます。
4 〇 適切です。
5 × 不適切です。
生後9か月頃から離乳食は1日3回にします。
問7
次の文のうち、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)における「授乳の支援を進める5つのポイント」の一部として不適切な記述を一つ選びなさい。
1 | 出産後、適切な授乳方法を選択でき、実践できるように、指導しましよう。 |
2 | 母親の状態をしっかり受け止め、赤ちゃんの状態をよく観察して、支援しましょう。 |
3 | 授乳のときには、できるだけ静かな環境で、しっかり抱いて、優しく声をかけるように、支援しましょう。 |
4 | 授乳への理解と支援が深まるように、父親や家族、身近な人への情報提供を進めましょう。 |
5 | 授乳で困ったときに気軽に相談できる場所づくりや、授乳期間中でも、外出しやすく、働きやすい環境を整えましょう。 |
正解は1
1 × 不適切です。
「妊娠中から、適切な授乳方法を選択でき、実践できるように、支援しましょう。」が適切です。
2 〇 適切です。
3 〇 適切です。
4 〇 適切です。
5 〇 適切です。
「妊娠中から、適切な授乳方法を選択でき、実践できるように、支援しましょう。」が適切です。
2 〇 適切です。
3 〇 適切です。
4 〇 適切です。
5 〇 適切です。
問8
次の文は、「平成27年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)における幼児期の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A 「13種類の食物の摂取頻度」(2~6歳児)で、穀類は「毎日2回以上」摂取していると回答した保護者の割合が最も高率であった。
- B 「子どもの間食の与え方」(2~6歳児)で、「欲しがるときにあげることが多い」と回答した保護者の割合が最も高率であった。
- C 「子どもの食事で特に気をつけていること」(2~6歳児)は、「特にない」と回答した保護者の割合は約5割であった。
- D 「現在子どもの食事について困っていること」(2~6歳未満)では、「遊び食べをする」と回答した保護者の割合が最も高率であった。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
2 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
3 | 〇 | 〇 | × | × |
4 | 〇 | × | × | 〇 |
5 | × | × | × | 〇 |
正解は4
A 〇 適切です。
B × 不適切です。「時間を決めてあげることが多い」が最も高率でした。
C × 不適切です。1.7%でした。
D 〇 適切です。
B × 不適切です。「時間を決めてあげることが多い」が最も高率でした。
C × 不適切です。1.7%でした。
D 〇 適切です。
問9
次の図は、Scammonの器官別発育曲線である。図中のA~Dにあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【語群】
- ア 一般型
- イ 神経型
- ウ 生殖型
- エ リンパ系型
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
1 | ア | ウ | エ | イ |
2 | イ | エ | ウ | ア |
3 | エ | ア | イ | ウ |
4 | エ | イ | ア | ウ |
5 | エ | ウ | イ | ア |
正解は4
A エ リンパ系型
B イ 神経型
C ア 一般型
D ウ 生殖型
B イ 神経型
C ア 一般型
D ウ 生殖型
問10
次の文は、「食品による子供の窒息事故に御注意ください!-6歳以下の子供の窒息死事故が多数発生しています-」(平成29年3月:消費者庁)における食品の窒息事故についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A 窒息死事故の原因となった食品の中で判明している食品として多いものには、菓子類、果実類、パン類などがある。
- B 食品による子供の窒息事故を予防するポイントの一つとして、「食品を小さく切り、食べやすい大きさにして与える」があげられている。
- C 食事の介助をする際の注意の一つとして、「ゆっくり落ち着いて食べることができるよう子供の意思に合ったタイミングで与える」があげられている。
- D ピーナッツなどの硬い豆・ナッツ類は、1歳から食べさせるようにする。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
2 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
3 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
4 | × | 〇 | × | × |
5 | × | × | × | 〇 |
正解は1
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。
「誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの硬い豆・ナッツ類は、3歳頃までは食べさせないようにしましょう。」と記載があります。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D × 不適切です。
「誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの硬い豆・ナッツ類は、3歳頃までは食べさせないようにしましょう。」と記載があります。
問11
次の文は、子どもの発育・発達に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A 第一発育急進期とは、主に乳児期をさす。
- B 第二発育急進期とは、主に思春期をさす。
- C 思春期には、男女ともに性腺が著しく発達し、第二次性徴が出現する。
- D 摂食障害は、思春期の女子に初発することが多い。
- E 思春期女子では月経による失血により、溶血性貧血を起こしやすい。
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
2 | 〇 | × | × | 〇 | 〇 |
3 | × | 〇 | 〇 | × | × |
4 | × | 〇 | 〇 | × | × |
5 | × | × | × | × | 〇 |
正解は1
A 〇 適切です
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
E × 不適切です。体内の鉄不足による「鉄欠乏性貧血」が適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
E × 不適切です。体内の鉄不足による「鉄欠乏性貧血」が適切です。
問12
次の文は、「平成27年国民健康・栄養調査報告」(厚生労働省)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A 20歳代は、外食を利用している頻度が他の世代に比べて男女ともに最も高かった。
- B 20~30歳代の女性では、たんぱく質、カルシウム、食物繊維及びカリウムの摂取量が、60歳以上の女性に比べて少ない傾向にあった。
- C 朝食の欠食率は、年齢階級別にみると、男女ともに20歳代で最も高かった。
- D 野菜の摂取量は、男女ともに20歳代で最も少なく、60歳代で最も多かった。
- E 食塩摂取量の平均値は、男女ともに10年前と比べて増加している。
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
2 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
3 | 〇 | 〇 | × | 〇 | × |
4 | × | × | 〇 | × | × |
5 | × | × | × | × | 〇 |
正解は3
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。
平成27年の調査結果では、女性は20代が最多であり、男性は30代が最多でした。
D 〇 適切です。
E × 不適切です。
ここ10年間の食塩摂取量の平均値が減少しています。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。
平成27年の調査結果では、女性は20代が最多であり、男性は30代が最多でした。
D 〇 適切です。
E × 不適切です。
ここ10年間の食塩摂取量の平均値が減少しています。
問13
次の文は、「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」(平成22年改訂:薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会 乳肉水産食品部会)についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A 魚介類は、良質なたんぱく質や、DHA等の高度不飽和脂肪酸を一般に多く含む。
- B 一部の魚介類については、食物連鎖を通じて、他の魚介類と比較して水銀濃度が高いものも見受けられる。
- C マグロの中でもツナ缶は通常の摂食で差し支えない。
- D この注意事項は、胎児の健康を保護するためのものである。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
2 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
3 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
4 | × | 〇 | × | 〇 |
5 | × | × | × | 〇 |
正解は1
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
問14
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(平成19年:厚生労働省)の「母乳育児の支援を進めるポイント」の一部である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A すべての妊婦さんやその家族とよく話し合いながら、母乳で育てる意義とその方法を教えましょう。
- B 出産後はできるだけ早く、母子がふれあって母乳を飲めるように、支援しましょう。
- C 出産直後から、母乳は決まった時間に飲ませられるように支援をしましょう。
- D 母乳育児を継続するために、母乳不足感や体重増加不良などへの専門的支援、困ったときに相談できる場所づくりや仲間づくりなど、社会全体で支援しましょう。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
2 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
3 | 〇 | × | × | 〇 |
4 | × | × | 〇 | × |
5 | × | × | × | × |
正解は2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。
「赤ちゃんが欲しがるときは、いつまでもお母さんが母乳を飲ませてあげられるようにしましょう。」と記載があります。
D 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。
「赤ちゃんが欲しがるときは、いつまでもお母さんが母乳を飲ませてあげられるようにしましょう。」と記載があります。
D 〇 適切です。
問15
次の文は、「平成27年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)における授乳に関する状況についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A 授乳期の栄養方法は、10年前に比べ、母乳栄養の割合が増加した。
- B 授乳期の栄養方法について、「出産後1年未満に働いていた者」の母乳栄養の割合は、10年前に比べ増加した。
- C 授乳について困ったこと(総数)は、「母乳が足りているかどうかわからない」よりも「授乳が負担、大変」が多かった。
- D 授乳期の栄養方法(1か月)別にみると、「授乳について何らか困ったことがある者」の割合は、母乳栄養よりも混合栄養が高かった。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
2 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
3 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
4 | × | 〇 | × | × |
5 | × | × | × | 〇 |
正解は2
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。
「母乳が足りているかどうかわからない」が40.7%と最も多く、次いで「母乳が不足ぎみ」20.4%、「授乳が負担、大変」20.0%の順です。
D 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C × 不適切です。
「母乳が足りているかどうかわからない」が40.7%と最も多く、次いで「母乳が不足ぎみ」20.4%、「授乳が負担、大変」20.0%の順です。
D 〇 適切です。
問16
次の文のうち、「食生活指針」(平成28年改定:文部科学省、厚生労働省、農林水産省)の一部として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A 適度な運動とバランスのよい食事で、適正体重の維持を。
- B 食塩は控えめに、動物性脂肪を中心に摂取を。
- C 日本の食文化や地域の産物を活かし、郷土の味の継承を。
- D 食料資源を大切に、無駄や廃棄の少ない食生活を。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
2 | 〇 | 〇 | × | × |
3 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
4 | × | × | 〇 | 〇 |
5 | × | × | × | 〇 |
正解は3
A 〇 記述の通りです。
B × 誤りです。
「食塩は控えめに、脂肪は質と量を考えて。」と記載があります。
C 〇 記述の通りです。
D 〇 記述の通りです。
B × 誤りです。
「食塩は控えめに、脂肪は質と量を考えて。」と記載があります。
C 〇 記述の通りです。
D 〇 記述の通りです。
問17
次の文は、学童期の心身の特徴と食生活に関する記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。
1 | 「平成28年度学校保健統計」(文部科学省)によると、学童期後半の男児では、肥満傾向児が1割程度である。 |
2 | 小児期におけるメタボリックシンドロームの診断基準が文部科学省から発表されている。 |
3 | 小児期メタボリックシンドロームの診断基準では、腹囲を必須項目としている。 |
4 | 「平成27年度食育白書」(農林水産省)によると、朝食欠食と学力には関連があると言われている。 |
5 | 就寝時刻が遅くなると、朝食欠食になりやすい。 |
正解は2
1 〇 適切です。
2 × 不適切です。厚生労働省から発表されています。
3 〇 適切です。
4 〇 適切です。
5 〇 適切です。
2 × 不適切です。厚生労働省から発表されています。
3 〇 適切です。
4 〇 適切です。
5 〇 適切です。
問18
次の文は、食中毒に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A 食中毒の原因となる物質には、細菌、ウイルス、食品自体に含まれる自然毒、食品に含まれる化学物質などがある。
- B カレーやシチューでおこる食中毒は、サルモネラ菌によるものが多い。
- C 海産魚介類の生食などが原因でおこる食中毒は、カンピロバクターが原因となることが多い。
- D 黄色ブドウ球菌は、化膿した傷やおでき、にきび等の化膿巣に生息する。
- E 病原性大腸菌(O-157など)は、十分に加熱していない肉などが原因となることが多い。
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
2 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 |
3 | 〇 | × | × | 〇 | 〇 |
4 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × |
5 | × | × | × | × | 〇 |
正解は3
A 〇 適切です。
B × 不適切です。
カレーやシチューで起こる食中毒の原因菌としてはウェルシュ菌によるものが多いです。サルモネラ菌は加熱不測の肉や卵などにいます。
C × 不適切です。
海産魚介類の生食による食中毒の原因菌としては腸炎ビブリオ菌が原因となることが多いです。カンピロバクターは加熱不足の生肉などにいます。
D 〇 適切です。
E 〇 適切です。
B × 不適切です。
カレーやシチューで起こる食中毒の原因菌としてはウェルシュ菌によるものが多いです。サルモネラ菌は加熱不測の肉や卵などにいます。
C × 不適切です。
海産魚介類の生食による食中毒の原因菌としては腸炎ビブリオ菌が原因となることが多いです。カンピロバクターは加熱不足の生肉などにいます。
D 〇 適切です。
E 〇 適切です。
問19
次の文は、食物アレルギーに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A 乳児期の食物アレルギーの原因食物は、鶏卵、牛乳、小麦が多い。
- B アレルギー反応を起こす抗原をアレルゲンという。
- C 食物アレルギーにより引き起こされる症状には、皮膚症状、消化器症状、呼吸器症状などがある。
- D 食物アレルギーにより、多臓器にわたる症状を呈した場合をアナフィラキシーという。
- E 「食品表示法」によりアレルギー表示が義務づけられている食品は、卵、乳、小麦、大豆、そばの5品目である。
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
2 | 〇 | × | 〇 | × | 〇 |
3 | × | 〇 | × | 〇 | 〇 |
4 | × | 〇 | × | 〇 | × |
5 | × | × | 〇 | × | 〇 |
正解は1
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
E × 不適切です。
「食品表示法」においてアレルギー表示が義務付けられている食品は「卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生」の7品目です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
E × 不適切です。
「食品表示法」においてアレルギー表示が義務付けられている食品は「卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生」の7品目です。
問20
次の文は、嚥下が困難な子どもの食事に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A 飲み込みやすい食品形態には、ゼリー状、ポタージュ状などがある。
- B 誤嚥しやすい飲食物には、水やみそ汁などがある。
- C 食物を嚥下しやすくする食品には、かたくり粉、コーンスターチ、寒天、ゼラチンなどがある。
- D トロミ調整食品(増粘剤)は、加熱することなくトロミがつけられるものがある。
- E 調理補助器具には、フードプロセッサー、フードカッター、すり鉢、裏ごし器などがある。
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
2 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
3 | × | 〇 | × | 〇 | 〇 |
4 | × | × | 〇 | × | 〇 |
5 | × | × | × | 〇 | × |
正解は1
A 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
E 〇 適切です。
B 〇 適切です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
E 〇 適切です。
B × 不適切です。たんぱく質に含まれる窒素は約16%です。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。