現役保育士の子育て・保育豆知識

赤ちゃんの非常食の準備をしよう

地震や台風、水害などの自然災害に備えて備蓄をしていますか?

わかってはいるけれども何をどのくらい用意したら良いのか分からないし、離乳食時期の赤ちゃんなら特に悩んでいるお母さんもいらっしゃるかもしれませんね。

まずは自宅近くで想定される自然災害について、ハザードマップなどで確認をしておくことも大切です。いざとなって慌てないように準備しておくことも大切です。

備蓄しておく量は最低3日。望ましいのは1週間といわれています。

離乳食開始時期の非常食はベビーフードのレトルト離乳食やフリーズドライのお粥やチキンやツナ缶(ノンオイル)大人の野菜ジュースなどであれば薄めてから与えましょう。
離乳食後期頃になると初期に与えていた物に加えて、ご飯や雑炊のパウチやパンの缶詰やミルク(フォローアップミルク)なども栄養補給になるので良いでしょう。
完了期は大人と同じようなものでも小さくしたり少し柔らかくしたり薄めたりして、与えられますし、ベビーフードも栄養バランスもとれて良いでしょう。

ローリングストックという言葉を聞いたことはありますか?

非常食を消費しながら新しいものを買い足していくことです。消費期限を気にすることができますし、離乳食の時期がずれてしまうことも防げるでしょう。
赤ちゃんとママを守る防災ノートというのもあります。赤ちゃんや子どもがいる場合に必要な情報が載っていたりします。

自宅周辺の情報を書き込むことでオリジナルの防災ノートを作ることもできます。
実際に災害が起こると誰しもパニックになりがちです。内閣府監修の「TEAM防災ジャパン」のページからもダウンロード可能ですので是非活用してみてください。
赤ちゃんの非常食は普段から使っているベビーフードやミルクなどを利用するといいですね。準備はもちろんのことローリングストックで無駄なく非常食の見直しをしながら備蓄していきましょう。