現役保育士の子育て・保育豆知識

あきらめない・やりぬく力をつける

あきらめない力は今もこれからも必要になっていく力。幼児期から身に付けてほしいと願うお母さんも多いと思います。
そんなあきらめない力は、普段の心がけで育んでいくことができます。

≪規則正しい生活をする≫

特に重要なのは睡眠を確保することです。寝る子は育つという言葉があるように寝ている間に、脳はいろいろなことを整理し活力を補っています。
必要なホルモンの分泌が促されなければ、心も体も整ってはいきません。

≪たくさん遊ばせる≫

子どもの遊びは五感や全身を使い、言葉遊びは左脳を刺激し好奇心や集中力そして社会性を育みます。そしてあきらめない力へと繋がっていきます。
子どもが一人であきらめない力を身に付けることはできません。やはり身近な大人がサポートをしてあげなければなりません。子どもを信頼し勇気づける態度や言葉かけは、子どもにとって安心や信頼感が育まれ、自己肯定感へと繋がっていきます。こうした蓄積が我慢する気持ちやあきらめずにやり遂げることへの持続性に繋がっていくのです。
時には子どもを信頼し、子どもの行動を危険のない範囲で見守ることも大切です。

そして子どもが安心して過ごせる環境を用意してあげましょう。
普段の生活の中でできることから少しずつ始めて、あきらめない力を育んでいけたらいいですね。