保育所保育指針 平成30年度(前期)
平成30年度(前期)子どもの保健
問1
次の文は、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」の(1)「養護に関わるねらい及び内容」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
次の文は、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」の(1)「養護に関わるねらい及び内容」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- ・ 一人一人の子どもが、快適に( A )できるようにする。
- ・ 一人一人の子どもが、健康で( B )に過ごせるようにする。
- ・ 一人一人の子どもの( C )欲求が、十分に満たされるようにする。
- ・ 一人一人の子どもの( D )増進が、積極的に図られるようにする。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
1 | 生活 | 安全 | 身体的 | 健康 |
2 | 生存 | 活動的 | 生理的 | 体力 |
3 | 生活 | 活動的 | 身体的 | 健康 |
4 | 生活 | 安全 | 生理的 | 健康 |
5 | 生存 | 活動的 | 身体的 | 体力 |
正解は4
問2
次の文は、「保育所保育指針」第5章「健康及び安全」の2「環境及び衛生管理並びに安全管理」の一部である。( A )~( D )の語句が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- (1) 環境及び衛生管理
- ア 施設の温度、湿度、換気、(A 抗菌)、(B 防音)などの環境を常に適切な状態 に保持するとともに、施設内外の設備、用具等の衛生管理に努めること。
- (中略)
- (2)事故防止及び安全対策
- ア 保育中の事故防止のために、子どもの(C 健康)の状態等を踏まえつつ、保育所内外の安全点検に努め、安全対策のために職員の(D 共同作業)や体制作りを図るとともに、家庭や地域の諸機関の協力の下に安全指導を行うこと。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
1 | ◯ | ◯ | ◯ | × |
2 | ◯ | ◯ | × | ◯ |
3 | ◯ | × | ◯ | × |
4 | × | ◯ | × | ◯ |
5 | × | × | × | × |
正解は5
平成30年に保育所保育指針が改定され、前指針第5章「健康及び安全」2「環境及び衛生管理並びに安全管理」は、現指針第3章「健康及び安全」3「環境及び衛生管理並びに安全管理」に変更となりました。
A:× 採光
B:× 音
C:× 心身
D:× 共通理解
※Dに関して、現指針では「職員」は「全職員」へ変更されているので注意しましょう。
保育所保育指針より抜粋
第3章 健康及び安全
3 環境及び衛生管理並びに安全管理
(1) 環境及び衛生管理
ア 施設の温度、湿度、換気、採光、音などの環境を常に適切な状態に保持するとともに、施設内外の設備及び用具等の衛生管理に努めること。
イ 施設内外の適切な環境の維持に努めるとともに、子ども及び全職員が清潔を保つようにすること。また、職員は衛生知識の向上に努めること。
(2) 事故防止及び安全対策
ア 保育中の事故防止のために、子どもの心身の状態等を踏まえつつ、施設内外の安全点検に努め、安全対策のために全職員の共通理解や体制づくりを図るとともに、家庭や地域の関係機関の協力の下に安全指導を行うこと。
イ 事故防止の取組を行う際には、特に、睡眠中、プール活動・水遊び中、食事中等の場面では重大事故が発生しやすいことを踏まえ、子どもの主体的な活動を大切にしつつ、施設内外の環境の配慮や指導の工夫を行うなど、必要な対策を講じること。
ウ 保育中の事故の発生に備え、施設内外の危険箇所の点検や訓練を実施するとともに、外部からの不審者等の侵入防止のための措置や訓練など不測の事態に備えて必要な対応を行うこと。また、子どもの精神保健面における対応に留意すること。
A:× 採光
B:× 音
C:× 心身
D:× 共通理解
※Dに関して、現指針では「職員」は「全職員」へ変更されているので注意しましょう。
保育所保育指針より抜粋
第3章 健康及び安全
3 環境及び衛生管理並びに安全管理
(1) 環境及び衛生管理
ア 施設の温度、湿度、換気、採光、音などの環境を常に適切な状態に保持するとともに、施設内外の設備及び用具等の衛生管理に努めること。
イ 施設内外の適切な環境の維持に努めるとともに、子ども及び全職員が清潔を保つようにすること。また、職員は衛生知識の向上に努めること。
(2) 事故防止及び安全対策
ア 保育中の事故防止のために、子どもの心身の状態等を踏まえつつ、施設内外の安全点検に努め、安全対策のために全職員の共通理解や体制づくりを図るとともに、家庭や地域の関係機関の協力の下に安全指導を行うこと。
イ 事故防止の取組を行う際には、特に、睡眠中、プール活動・水遊び中、食事中等の場面では重大事故が発生しやすいことを踏まえ、子どもの主体的な活動を大切にしつつ、施設内外の環境の配慮や指導の工夫を行うなど、必要な対策を講じること。
ウ 保育中の事故の発生に備え、施設内外の危険箇所の点検や訓練を実施するとともに、外部からの不審者等の侵入防止のための措置や訓練など不測の事態に備えて必要な対応を行うこと。また、子どもの精神保健面における対応に留意すること。
記述は、「保育所保育指針」第1章「総則」の2「養護に関する基本的事項の(2)養護に関わるねらい及び内容」のア「生命の保持」(ア)ねらいに記されている通りです。
・一人一人の子どもが、快適に( A:生活 )できるようにする。
・一人一人の子どもが、健康で( B:安全 )に過ごせるようにする。
・一人一人の子どもの( C:生理的 )欲求が、十分に満たされるようにする。
・一人一人の子どもの( D:健康 )増進が、積極的に図られるようにする。
保育所保育指針より抜粋
(2) 養護に関わるねらい及び内容
ア 生命の保持
(ア) ねらい
① 一人一人の子どもが、快適に生活できるようにする。
② 一人一人の子どもが、健康で安全に過ごせるようにする。
③ 一人一人の子どもの生理的欲求が、十分に満たされるようにする。
④ 一人一人の子どもの健康増進が、積極的に図られるようにする。