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保育所保育指針 平成30年度(前期)

平成30年度(前期)保育実習理論

問1

次の文は、「保育所保育指針」第3章「保育の内容」のオ「表現」のねらいである。( A )~( C )にあてはまる語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

  1. ① いろいろな物の美しさなどに対する( A )感性を持つ。
  2. ② 感じたことや考えたことを( B )表現して楽しむ。
  3. ③ ( C )イメージを豊かにし、様々な表現を楽しむ。

 

(組み合わせ)
A B C
1 豊かな 適切に 自分なりに
2 豊かな 生活の中で 自分なりに
3 豊かな 自分なりに 生活の中で
4 大らかな 適切に 生活の中で
5 大らかな 自分なりに 生活の中で
正解は3
「保育所保育指針」(平成20年3月28日施行)第3章「保育の内容」のオ「表現」より以下のとおりです。

A:豊かな
B:自分なりに
C:生活の中で

① いろいろな物の美しさなどに対する( A:豊かな )感性を持つ。
② 感じたことや考えたことを( B:自分なりに )表現して楽しむ。
③ ( C:生活の中で )イメージを豊かにし、様々な表現を楽しむ。


※前指針(平成20年施行)第3章「保育の内容」1「保育のねらい及び内容」(2)「教育に関わるねらい及び内容」オ「表現」は、現指針(平成30年施行)第2章「保育の内容」3「3歳上児の保育に関するねらい及び内容」オ「表現」に記されています。

保育所保育指針より抜粋

第2章 保育の内容
3 3歳以上児の保育に関するねらい及び内容
オ 表現
感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにする。
(ア) ねらい
① いろいろなものの美しさなどに対する豊かな感性をもつ。
② 感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ。
③ 生活の中でイメージを豊かにし、様々な表現を楽しむ。
問2

次の文のうち、保育所における乳児への関わりとして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

  1. A 特定の保育士との関係性ではなく、多数の保育士との相互作用により、乳児が人への信頼感を形成できるようにする。
  2. B 目覚めている時には十分に関わることが大切であるが、眠い時に眠り、自ら目覚めるようにしながら、乳児が徐々に睡眠と覚醒のリズムを整えられるようにする。
  3. C 養護的な援助が中心となるが、乳児が探索活動などの自発的な活動を行えるように援助する。

 

(組み合わせ)
A B C
1
2 ×
3 × ×
4 ×
5 × ×
正解は4
A:× 乳児においては、現指針(平成30年施行)第2章「保育の内容」1「乳児保育に関わるねらい及び内容」(3)「保育の実施に関わる配慮事項」イの記述に、「一人一人のこともの生育歴の違いに留意しつつ、欲求を適切に満たし、特定の保育士が応答的に関わるように努めること」とあり、特定の保育士との関係性が重要です。

B:◯ 乳児は、次第に発達過程に応じた生活リズムを整えていきます。現指針第1章「総則」2「養護に関する基本的事項」(2)「用語に関わるねらい及び内容」ア「生命の保持」(イ)「内容」③の記述に、「清潔で安全な環境を整え、適切な援助や応答的な関わりを通して子どもの生理的欲求を満たしていく。また、家庭と協力しながら、子どもの発達過程等になど応じた適切な生活のリズムがつくられていくようにする」とあり、清潔で安全な環境づくり、乳児の生理的欲求を満たすことが大切です。

C:◯ 同イ「情緒の安定」(イ)「内容」③の記述に、「保育士等との信頼関係を基盤に、一人一人の子どもが主体的に活動し、自発性や探索意欲などを高めるとともに、自分への自信を持つことができるよう成長の過程を見守り、適切に働きかける」とあり、乳児が探索活動などの自発的な活動を行えるように援助します。


保育所保育指針より抜粋

第1章 総則
2 養護に関する基本的事項
(2) 養護に関わるねらい及び内容

ア 生命の保持
(ア) ねらい
① 一人一人の子どもが、快適に生活できるようにする。
② 一人一人の子どもが、健康で安全に過ごせるようにする。
③ 一人一人の子どもの生理的欲求が、十分に満たされるようにする。
④ 一人一人の子どもの健康増進が、積極的に図られるようにする。

(イ) 内容
① 一人一人の子どもの平常の健康状態や発育及び発達状態を的確に把握し、異常を感じる場合は、速やかに適切に対応する。
② 家庭との連携を密にし、嘱託医等との連携を図りながら、子どもの疾病や事故防止に関する認識を深め、保健的で安全な保育環境の維持及び向上に努める。
③ 清潔で安全な環境を整え、適切な援助や応答的な関わりを通して子どもの生理的欲求を満たしていく。また、家庭と協力しながら、子どもの発達過程等に応じた適切な生活のリズムがつくられていくようにする。
④ 子どもの発達過程等に応じて、適度な運動と休息を取ることができるようにする。また、食事、排 泄 、衣類の着脱、身の回りを清潔にすることなどについて、子どもが意欲的に生活できるよう適切に援助する。

イ 情緒の安定
(ア) ねらい
① 一人一人の子どもが、安定感をもって過ごせるようにする。
② 一人一人の子どもが、自分の気持ちを安心して表すことができるようにする。
③ 一人一人の子どもが、周囲から主体として受け止められ、主体として育ち、自分を肯定する気持ちが育まれていくようにする。
④ 一人一人の子どもがくつろいで共に過ごし、心身の疲れが癒されるようにする。

(イ) 内容
① 一人一人の子どもの置かれている状態や発達過程などを的確に把握し、子どもの欲求を適切に満たしながら、応答的な触れ合いや言葉がけを行う。
② 一人一人の子どもの気持ちを受容し、共感しながら、子どもとの継続的な信頼関係を築いていく。
③ 保育士等との信頼関係を基盤に、一人一人の子どもが主体的に活動し、自発性や探索意欲などを高めるとともに、自分への自信をもつことができるよう成長の過程を見守り、適切に働きかける。
④ 一人一人の子どもの生活のリズム、発達過程、保育時間などに応じて、活動内容のバランスや調和を図りながら、適切な食事や休息が取れるようにする。


第2章 保育の内容
1 乳児保育に関わるねらい及び内容
(3) 保育の実施に関わる配慮事項
ア 乳児は疾病への抵抗力が弱く、心身の機能の未熟さに伴う疾病の発生が多いことから、一人一人の発育及び発達状態や健康状態についての適切な判断に基づく保健的な対応を行うこと。
イ 一人一人の子どもの生育歴の違いに留意しつつ、欲求を適切に満たし、特定の保育士が応答的に関わるように努めること。
ウ 乳児保育に関わる職員間の連携や嘱託医との連携を図り、第3章に示す事項を踏まえ、適切に対応すること。栄養士及び看護師等が配置されている場合は、その専門性を生かした対応を図ること。
エ 保護者との信頼関係を築きながら保育を進めるとともに、保護者からの相談に応じ、保護者への支援に努めていくこと。
オ 担当の保育士が替わる場合には、子どものそれまでの生育歴や発達過程に留意し、職員間で協力して対応すること。
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