保育所保育指針 令和5年度(後期)
令和5年度(後期)保育実習理論
問1
次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」2「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」オ「表現」(ウ)「内容の取扱い」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- ・ 子どもの表現は、遊びや生活の様々な場面で( A )されているものであることから、それらを積極的に受け止め、様々な( B )の仕方や感性を豊かにする経験となるようにすること。
- ・ 子どもが試行錯誤しながら様々な( B )を楽しむことや、自分の力でやり遂げる( C )などに気付くよう、温かく見守るとともに、適切に援助を行うようにすること。
(組み合わせ)
A | B | C | |
1 | 表現 | 表出 | 満足感 |
2 | 表現 | 表出 | 充実感 |
3 | 表現 | 表出 | 達成感 |
4 | 表出 | 表現 | 達成感 |
5 | 表出 | 表現 | 充実感 |
正解は5
問2
次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」4「幼児教育を行う施設として共有すべき事項」(2)「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」ク「数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
遊びや( A )の中で、数量や図形、標識や文字などに親しむ体験を重ねたり、標識や文字の( B )に気付いたりし、自らの( C )に基づきこれらを活用し、興味や関心、感覚をもつようになる。
(組み合わせ)
A | B | C | |
1 | 生活 | 性質 | 必要感 |
2 | 学び | 役割 | 意思 |
3 | 学び | 性質 | 意思 |
4 | 生活 | 役割 | 必要感 |
5 | 学び | 性質 | 必要感 |
正解は4
遊びや生活の中で、数量や図形、標識や文字などに親しむ体験を重ねたり、標識や、文字の役割に気づいたりし、自らの必要感に基づきこれらを活用き、興味や関心、感覚をもつようになる。
問3
次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」1「保育所保育に関する基本原則」の一部である。( )に「生活」という言葉を入れた場合に、正しい記述になるものを○、誤った記述になるものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A 保育所は、子どもが生涯にわたる人間形成にとって極めて重要な時期に、その( )時間の大半を過ごす場である。
- B 子ども相互の関係づくりや互いに尊重する心を大切にし、集団における( )を効果あるものにするよう援助すること。
- C 子ども自らが環境に関わり、自発的に( )し、様々な経験を積んでいくことができるよう配慮すること。
- D 一人一人の子どもの状況や家庭及び地域社会での( )の実態を把握するとともに、子どもが安心感と信頼感をもって活動できるよう、子どもの主体としての思いや願いを受け止めること。
(組み合わせ)
A | B | C | D | |
1 | 〇 | 〇 | × | × |
2 | 〇 | × | 〇 | × |
3 | 〇 | × | × | 〇 |
4 | × | 〇 | 〇 | × |
5 | × | 〇 | × | 〇 |
正解は3
A ○ 適切です。
B✖️
「活動」が正しいです。
C✖️
「活動」が正しいです。
D ○ 適切です。
保育所保育指針より抜粋
第1章 総則
(2) 保育の目標
ア 保育所は、子どもが生涯にわたる人間形成にとって極めて重要な時期に、その生活時間の大半を過ごす場である。このため、保育所の保育は、子どもが現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培うために、次の目標を目指して行わなければならない。
(3) 保育の方法
ア 一人一人の子どもの状況や家庭及び地域社会での生活の実態を把握するとともに、子どもが安心感と信頼感をもって活動できるよう、子どもの主体としての思いや願いを受け止めること。
エ 子ども相互の関係づくりや互いに尊重する心を大切にし、集団における活動を効果あるものにするよう援助すること。
(4) 保育の環境
ア 子ども自らが環境に関わり、自発的に活動し、様々な経験を積んでいくことができるよう配慮すること。
B✖️
「活動」が正しいです。
C✖️
「活動」が正しいです。
D ○ 適切です。
保育所保育指針より抜粋
第1章 総則
(2) 保育の目標
ア 保育所は、子どもが生涯にわたる人間形成にとって極めて重要な時期に、その生活時間の大半を過ごす場である。このため、保育所の保育は、子どもが現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培うために、次の目標を目指して行わなければならない。
(3) 保育の方法
ア 一人一人の子どもの状況や家庭及び地域社会での生活の実態を把握するとともに、子どもが安心感と信頼感をもって活動できるよう、子どもの主体としての思いや願いを受け止めること。
エ 子ども相互の関係づくりや互いに尊重する心を大切にし、集団における活動を効果あるものにするよう援助すること。
(4) 保育の環境
ア 子ども自らが環境に関わり、自発的に活動し、様々な経験を積んでいくことができるよう配慮すること。
・子どもが試行錯誤しながら様々な表現を楽しむことや、自分の力でやり遂げる充実感などに気付くよう、温かく見守るとともに、適切に援助を行うようにすること。
保育所保育指針より抜粋
第2章 保育の内容
2 1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容
(2) ねらい及び内容
オ 表現
(ウ) 内容の取扱い
上記の取扱いに当たっては、次の事項に留意する必要がある。
① 子どもの表現は、遊びや生活の様々な場面で表出されているものであることから、それらを積極的に受け止め、様々な表現の仕方や感性を豊かにする経験となるようにすること。
② 子どもが試行錯誤しながら様々な表現を楽しむことや、自分の力でやり遂げる充実感などに気付くよう、温かく見守るとともに、適切に援助を行うようにすること。
③ 様々な感情の表現等を通じて、子どもが自分の感情や気持ちに気付くようになる時期であることに鑑み、受容的な関わりの中で自信をもって表現をすることや、諦めずに続けた後の達成感等を感じられるような経験が蓄積されるようにすること。
④ 身近な自然や身の回りの事物に関わる中で、発見や心が動く経験が得られるよう、諸感覚を働かせることを楽しむ遊びや素材を用意するなど保育の環境を整えること。