保育所保育指針 令和1年度(前期)
令和1年度(前期)保育の心理学
問1
次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」のイ「人間関係」の一部である。A~Eの文のうち、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
- A いろいろな遊びを楽しみながら物事をやり遂げようとする気持ちをもつ。
- B 周囲の子ども等への興味や関心が高まり、関わりをもとうとする。
- C 自分の思ったことを相手に伝え、相手の思っていることに気付く。
- D 保育所の生活の仕方に慣れ、きまりがあることや、その大切さに気付く。
- E 友達と楽しく活動する中で、共通の目的を見いだし、工夫したり、協力したりなどする。
(組み合わせ)
A | B | C | D | E | |
1 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
2 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
3 | 〇 | × | 〇 | × | 〇 |
4 | × | 〇 | 〇 | × | 〇 |
5 | × | × | × | 〇 | × |
正解は3
B × 誤りです。「保育所保育指針」第2章「保育の内容」2「1歳以上3歳未満の保育に関わるねらい及び内容」イ「人間関係」(ア)ねらい参照。
C 〇 記述の通りです。
D × 誤りです。「保育所保育指針」第2章「保育の内容」2「1歳以上3歳未満の保育に関わるねらい及び内容」イ「人間関係」(イ)内容参照。
E 〇 記述の通りです。
保育所保育指針より抜粋
第2章 保育の内容
2 1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容
イ 人間関係
(ア) ねらい
① 保育所での生活を楽しみ、身近な人と関わる心地よさを感じる。
② 周囲の子ども等への興味や関心が高まり、関わりをもとうとする。
③ 保育所の生活の仕方に慣れ、きまりの大切さに気付く。
(イ) 内容
① 保育士等や周囲の子ども等との安定した関係の中で、共に過ごす心地よさを感じる。
② 保育士等の受容的・応答的な関わりの中で、欲求を適切に満たし、安定感をもって過ごす。
③ 身の回りに様々な人がいることに気付き、徐々に他の子どもと関わりをもって遊ぶ。
④ 保育士等の仲立ちにより、他の子どもとの関わり方を少しずつ身につける。
⑤ 保育所の生活の仕方に慣れ、きまりがあることや、その大切さに気付く。
⑥ 生活や遊びの中で、年長児や保育士等の真似をしたり、ごっこ遊びを楽しんだりする。