保育サービスの種類
幼稚園
幼稚園
幼稚園とは
幼稚園とは平たく言うと小学校に上がる前の前準備として勉強をする場所です。
管轄は文部科学省で、カテゴリーとしては保育施設ではなく「教育施設」に当たります。
そのため、幼稚園で勤務するためには諭免許が必要です。
また、原則教育を受けることが可能になる年齢からの子どもを預かる事になりますので、3歳から小学校入学前までの子どもが入園対象となります。
幼稚園を利用するメリット
幼稚園は教育施設のため、椅子に座って書き物をしたり、並んで行動したり、一定時間先生のお話をおとなしく聞くということが習慣づけられるため、集団行動が身につき社会性を学ぶことができます。
また、小学校に入学する前に簡単な読み書きなどを身に着けることができることも大きいのではないでしょうか。
また、園に居る時間が短く、多くの幼稚園では15時ごろには降園しますので、保護者との時間を多く持つことや、降園後に別の習い事に行くことが可能です。
市立小学校に受験を考えている方はこの時間を勉強に充てることも多いようです。
幼稚園を利用するデメリット
メリットでお伝えした預かり時間が短いということも、日中仕事をしている保護者にとってはデメリットになります。
そして、3歳からの預かりになるため、0〜3歳までの間仕事を休まなければいけない事も挙げられます。
また、幼稚園は保育園に比べて利用料が高額になることが多く、また私立幼稚園の場合公立幼稚園と比べて費用は倍以上になることも覚悟する必要があります。
その他にも、毎日お弁当を作らなくてはいけないといったデメリットもあります。
幼稚園の一例
入園対象 | 保育可能年齢:3歳から小学校入学前までの子どもが対象(満4歳〜6歳) |
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定員 | 一学級35人以下の原則を守っていれば上限加減については特に定められていない |
開園時間 | お昼を挟んで4〜5時間 |
基準面積 | 園舎 1学級→180平米 2学級 →320平米 3学級以上→1学級につき100平米 運動場 1学級→330平米 2学級→360平米 3学級→400平米 4学級以上→1学級につき80平米 |
申込方法 | 各幼稚園から願書を取り寄せ申し込む。願書は前年の秋ごろ(9〜10月)配付される幼稚園が多いようです。 |
費用 | 公立で月3万前後、私立で4〜5万程度の所が多いようです。 |
利用資格 | 入園対象に該当している子ども |