保育サービスの種類
認定こども園
認定こども園
認定こども園とは
認定こども園は幼児教育と保育を一緒に行なう、保育園(保育所)と幼稚園の良い所を併せ持ったハイブリッド型の保育施設です。
設備や機能など条例によって定められた基準を満たせば都道府県から認定され、認定こども園を名乗ることができます。
認定こども園の種類
認定こども園は保育園と幼稚園を合わせた携帯の施設のため、様々な種類があります。
①幼保連携型
幼稚園および保育所等の施設・設備が一体的に設置、運営されているタイプ
②幼稚園型
認可された幼稚園が保育所的な機能を備えたタイプ(幼稚園メイン)
③保育所型
認可された保育所が幼稚園的な機能(幼児教育)を備えたタイプ(保育所メイン)
③地方裁量型
都道府県の認定基準により認定されたタイプ
認定こども園を利用するメリット
幼児教育をさせたいが日中は仕事をしているので幼稚園に通わせることは難しい方や、のびのびとした保育環境の中で社会性を学ばせつつ最低限の小学校に通う前準備として読み書きや音楽を身につけさせたいと考えている方に向いています。
また、2・3号認定こども園は完全給食ですのでお弁当を作る必要がありません。
認定こども園を利用するデメリット
教育免許を持った保育士が少ないためそもそものこども園が少ないことが挙げられます。
また、幼稚園から認定こども園に変わった場合、幼稚園の頃の常識(平日昼間に食事会や行事ミーティング、ママ友との交流会)などが物理的に厳しい働く保護者にとっては負担になることもあります。
認定こども園の一例
入園対象 | 保育可能年齢:0歳から小学校入学前までの子どもが対象 |
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定員 | 各園の形態に準ずる。保育主体の場合は保育園の基準に、幼児教育主体の場合幼稚園の基準に合わせる |
開園時間 | お昼を挟んで4〜5時間 |
基準面積 | 規定なし。乳児室・ほふく室・保育室・遊戯室は、保育所の基準に準する。 |
申込方法 | 各認定こども園から願書を取り寄せ申し込む。願書は前年の秋ごろ(9〜10月)配付される認定こども園が多いようです。 |
費用 | 保護者の所得に合わせて各園が設定する 1号認定:0円〜25,700円 2号認定:0円〜101,000円 3号認定:0円〜104,000円 など |
利用資格 | 入園対象に該当している子ども |