保育サービスの種類
小規模保育園
小規模保育園
小規模保育園とは
小規模保育園とは、近年の待機児童増加問題(0~2歳児が圧倒的に多い)を打破すべく開設された保育施設で、0~2歳の乳幼児を保育対象としています。
その名の通り小規模でアットホームな雰囲気の保育施設であることが多く、自宅に近い家庭的な保育を目指しているところが多いようです。
小規模保育園を利用するメリット
待機児童として圧倒的に多い0~2歳児の受け皿になるため、保育園に入園できなかった児童や幼稚園に入園するまでの期間、子どもを保育することが難しい外働きの保護者を助けることができる。
0~2歳はまだ乳幼児であることから、自宅に近い環境での保育が向いている。また、乳幼児は活動量も少ないため、広いスペースや広い園庭も不要のため迅速に保育園を設置できるため、多くの子どもを受け入れやすい。
小規模保育園を利用するデメリット
0~2歳までの受け入れなので3歳以降別の保育園ないし幼稚園に転園する必要があるため、手続きに手間がかかる事や子ども自身の心身や交友関係の負担になる。
また、保育士や保育の質や方針は各園によって様々です
認可基準が緩い分、園によってそれらの判断がゆだねられていますので、園選びは慎重に行う必要があります。
小規模保育園の一例
入園対象 | 保育可能年齢:原則0~2歳児まで(市町村で認められれば3歳児受け入れ可能な小規模保育園もあるがとても稀なケースです) |
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定員 | 6人以上19人以下 |
開園時間 | 8時間前後(延長保育は園によって異なる) |
基準面積 | 0・1歳児:1人当たり3.3㎡ 2歳児:一人当たり1.98㎡ 0~2歳児:1人当たり3.3㎡ |
申込方法 | 市区町村のホームページなどから申込書を取り寄せる、または小規模保育園に問い合わせる。 |
費用 | 各家庭の所得を基準にして各小規模保育園にゆだねられていますので様々です。 |
利用資格 | 入園対象に該当している子ども |