保育サービスの種類
院内保育室
院内保育室
院内保育室とは
院内保育室とは、院内保育所とも呼ばれる保育施設で、病院が院内や、その病院に隣接して設置されることの多い保育施設です。
対象となるのは病院で働く看護師をはじめとした職員の子どもで、24時間体制で不規則な勤務時間にも柔軟に対応できる、病院が独自に設置した保育施設が始まりです。
院内保育室を利用するメリット
24時間体制である事や、子どもに何かイレギュラーなことが起こった際に勤務先の病棟まで連絡してくれるため、すぐに駆け付けることができる。
また、時間の融通も利くため多少なら残業でお迎え時間が伸びでも柔軟に対応してくれる。
看護師や病院内での仕事を続けたいと考える方には向いています。
院内保育室を利用するデメリット
院内保育室は病院内や病院に隣接した施設であることが多く、施設の規模も小規模であることが殆どのため、園庭などは無い場合が多く、広々とした保育環境をのぞむことは難しいようです。
また、保育士や職員が同じ病院内に居ることから、園児の情報などプライバシーが守られていない場合や、保育士が同じ病院の職員で保育士と院内で顔を合わせる機会が多い事から意見しづらい、言いたいことが言いにくいといったデメリットがあります。
院内保育室の一例
入園対象 | 保育可能年齢:保護者が該当医院に勤務中の0歳~小学校入学前までの子ども(病院によって詳細は異なる) |
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定員 | 30人以下 |
開園時間 | 10時間前後(延長保育や休暇は園によって異なる) |
基準面積 | 5㎡×収容定員 |
申込方法 | 直接病院および院内保育室に問い合わせる。 |
費用 | 概ね月額3万円前後。各家庭の所得を基準にして各院内保育室にゆだねられていますので様々です。 |
利用資格 | 入園対象に該当している子ども |