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保育サービスの種類

訪問型病児保育

訪問型病児保育

訪問型病児保育

子どもが病気になった時、もちろん保育園に預けることはできません。しかし、そんな時に限って仕事が休めない・・・そんな状況で困った経験はありませんか?そんな時に頼りになる訪問型病児保育についてご紹介します。

訪問型病児保育とは?

子どもが病気になったとき、また病気の回復期にある時、保育園や小学校に登園・登校させることができません。そんな時に、朝電話で訪問型病児保育サービス会社に電話すれば、保育スタッフが自宅まで出向いてくれ、子どもの面倒を見てくれます。
自治体によっては、ベビーシッター・キッズシッターと呼ぶこともありますし、ベビーシッター・キッズシッター自体を指す場合もあります。

【自治体によっては補助金が出ることも】

訪問型病児保育サービスを利用した場合、料金の一部を助成することで、子育てと就労の両立支援をする制度もあります。東京都港区を例に挙げてみましょう。

例:東京都港区の場合

港区 訪問型病児・病後児保育利用料助成について

★対象児童

生後57日~小学校6年生まで、対象保育施設に通っている、または、放課後の学童クラブに在籍していること。

★助成対象とするサービス会社

公益社団法人全国保育サービス協会に加盟する事業者、またはその事業者が国から委託を受けて実施するベビーシッター派遣事業の割引券を取扱っている事業者。

★助成内容

生活保護世帯・住民税非課税世帯:年間10万円まで
それ以外の世帯:年間5万円まで
ただし、入会金・年会費・月会費・登録料・交通費などの諸経費は対象外。

★提出書類

申請書(HPよりダウンロード)、医療機関を受診したことがわかるものの写し、利用料金の領収書・明細書の写し、住民税非課税証明書(該当者のみ)。利用した日から1年以内に申請します。

★注意事項

①医療機関を受診してることが助成の条件となる
②自宅でみてもらう時間が対象。保育園や学童クラブへの送迎時間は対象外

※各自治体によって内容は異なりますので、必ずご自分の自治体のHPで確認してください。

具体的にはどんなサービスを展開しているの?
例:病児保育「フローレンス」の場合

★特徴

①当日8時までに依頼すれば100%派遣可能
②慣れた自宅で療養をサポート
③一対一預かりのため、感染力の強い病気にも対応
④厳しい研修をクリアしたスタッフが対応
⑤預かり件数は業界最多
⑥経済産業省から各賞を受賞

★依頼の流れ

web・スマホから8時までに依頼→保育スッタフが自宅に向かう→保育は8:00~18:30まで、病院の受診も可能

★対応できる疾病

インフルエンザA、B・水ぼうそう・結膜炎・胃腸炎・風邪・RSウイルス感染症・プール熱・手足口病・肺炎 ヘルパンギーナ・突発性発疹・溶連菌感染症・おたふく・マイコプラズマ肺炎・ 外耳炎・中耳炎・上気道炎・ 咽頭炎・ 扁桃炎・ 喉頭炎・気管支炎・アデノウイルス・喘息・喘息様気管支炎・その他
※麻疹(はしか)は重症化する恐れがあるため対応なし

★プラン

・ベーシックプラン:一般健常児の預かり
・発達支援プラン:障害児・慢性疾患などの子どもが対象。医師の訪問あり
・一人親支援プラン:一人親向け、寄付による運営で安価なプラン

なかなか広まらない現実と向き合う

平成28年、国は病児保育事業に27億円の補助金を計上しています。さらに、病児保育の拠点となる施設の整備・改修費、また、看護師の雇用にも補助金を付けています。しかし、なかなか広まらない現実もあります。

施設への補助がメイン

現在国が補助を行っているのは施設が対象。訪問型のシッターサービスには国の補助はなく、自治体が補助しているところがいくつかあるだけです。
施設はほとんどが病院に併設されているところであり、小児科が減少しいている今、これから病児保育施設が増えることは考えにくいです。また、施設型だと強い感染力を持つインフルエンザや水ぼうそうの子どもは預かれないケースが多いです。

健常児以外に対応できない

障害のある子どもや医療ケアが必要な子ども、発達に支援が必要な子どもについて、まだまだ対応できるスタッフが不足しています。
保育士養成課程でも、病児・病後児・障害児・医療ケア児などに対する学習の機会が少ないことも問題です。

潜在保育士の活用

現在保育士の資格を持ちながら保育士として働いていない人は数十万人いるとも言われています。理由は家事育児介護との両立が難しいこと、そして待遇が悪いことです。
そんな人たちのなかには「週に2回だったら訪問型病児保育ができる」という人もいるでしょう。 もっと国や自治体が予算を付け、働きやすい環境を提供し、眠っている保育士や看護師を活用できれば、助かる人は増えるのではないでしょうか。

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