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訪問型障害児保育

訪問型障害児保育

訪問型障害児保育

子どもが障害を持って産まれたてきたら、親御さんの心身の負担は相当なものでしょう。しかし親にだって親の人生があります。仕事もプライベートも充実させ、自分の人生を実りあるものにしたいですよね。そんな両親にとって、訪問型障害児保育は心強い味方です。

少ない障害児の預け先

障害児を受け入れてくれる一般の保育園は非常に少ないです。理由のひとつに、医療ケアを必要とする障害児が多いことが挙げられます。
医療ケアを行えるのは、医師、看護師、家族のほか、研修を受けたスタッフに限られていますし、施設の面積や設備にも課題があります。
全ての保育園に対応できるスタッフを配置して設備を整え、安心して医療ケアを受けてもうには、人的・予算的に厳しい面があります。また、障害の程度によっては、障害児対応の保育園に預けることができないケースもあります。

周産期医療の発達とともに増える「医療的ケア児」

日本は世界一安全に出産ができる国とも言われ、周産期医療の発達は目覚ましいものがあります。昔なら命を落としていたかもしれない赤ちゃんでも、最新の適切なケアを受けられ、生き延びれられる確率が上がりました。
たいへん喜ばしいことではありますが、同時に複雑な医療ケアを必要とする障害児「医療的ケア児」が増えているという現実もあります。胃ろう・タンの吸引・経管栄養・・・これらの医療的措置と共に生きる「医療的ケア児」は現在18,000人いると推定され、ここ10年あまりで2倍になっています。

市区町村から委託を受ける障害児保育のさきがけ「認定NPO法人フローレンス」

障害のある子どもを持つ母親の常勤雇用率はわずか5%。受け入れ先が極端に少ないことが原因です。
2014年、認定NPO法人フローレンは、杉並区で日本初の医療的ケア児・重症心身障害児のための長時間保育園「障害児保育園ヘレン 」を開園されました。
そして2015年には自宅でマンツーマンで保育する「障害児訪問保育アニー」を開始。ヘレンやアニーを利用している母親の常勤雇用率はなんと88%。多くの母親から「私を社会に戻してくれてありがとう」との声が聞かれるとのことです。

障害児訪問保育アニーとは

障害が理由で保育を受けられない子ども、働くことをあきらめるしかない母親・・・そんな親子を支えるため、保育者が自宅に訪問して、マンツーマンで保育を行っています。

ポイント①:安心できる自宅での保育

自宅は子どもにとって一番安心できる環境。必要な設備も整っています。保育中は自宅で遊んだり外に散歩に出たりし、地域の子どもたちや保育園と連携を取って、コミュニケーションを大切にした保育を実施されています。

ポイント②:子どもそれぞれの症状に合わせた対応

医療的ケア児といっても、その対応方法は子どもによってさまざまです。アニーのスタッフは、医療機関による専門的な研修を受講後、厚生労働省が定める「特定行為業務従事者第3号」の認定を受けているとのこと。
また、看護師が定期的に訪問し、お子さんの健康管理や保護者の悩みに寄り添います。障害児向けの保育園での集団預かりが難しいお子さんでも対応可能となっています。

③:保育料は同じ

自治体の「居宅訪問型保育制度」を利用し、認可保育園と同じ保育料で保育を行います。幼保無償化にも対応しています。ただし、保育スタッフの通勤費・園外保育費・創作などの材料費・居宅訪問型児童発達支援の利用料は負担が必要とのこと。

その他にも、自宅に小型カメラを設置して、看護師や事務局スタッフが保育中の様子を確認できるようにしています。お子さんの急な体調急変にも対応可能とのことです。

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