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世界の保育

ヨーロッパの保育

ヨーロッパの保育事情

海外で就職する為には就労ビザ取得が必要な為、国によってさまざまな厳しい条件があります。
しかし、みなさんが取得を目指している保育士資格は、「専門職」であり、日本人の乳幼児を保育することは「現地人ではできない日本人が必要な仕事」として認められるので、就労ビザを取得する条件を満たす可能性があり、海外に移住して大好きな子どもたちに囲まれながら仕事ができる大チャンスを得るための夢の切符です。
こちらではナニー(乳母)発祥の地であるイギリスと自立をよしとする文化をもつフランスを取りあげ、日本の保育園との違いをご紹介しています。
保育士資格を取得した暁には選択肢を広げてヨーロッパへ活躍の場を求めるのはいかがでしょうか?

イギリスの保育事情
イギリスの保育事情

日本では週5日8時間勤務がフルタイムとして一般的ですが、イギリスでは週に数日、1日に数時間といった働き方もごく一般的。
子どもができると父母問わず気軽に転職して子どもの世話主体に生活をシフトしていく家庭が多く、子どもを預ける選択肢としてもちろんナーサリー(保育園)もありますが、ナニー(乳母)、ベビーシッターと選択肢はさまざま。イギリスの国家資格であるチャイルドマインダーを取得して、自宅で小規模保育をされている方に預ける場合もあるので、保育士としてのスキルアップを考えるにはもってこいではないでしょうか。

■日本との違い・課題点

日本の保育園では、食育に力を入れていることを園の特色としている場合もありますが、イギリスではお昼やおやつのシステムが比較的緩く、お弁当や給食がないというケースがあります。
保育料は質の高さを求めるほど高額になる傾向があり、日本と違って就学前教育や保育に対する公的支援が基本的にないのでその点が課題といえます。

■日本との違い・充実点

イギリスではナニー(乳母)の利用が普及していて気軽に利用する方も多くいらっしゃいます。近所の複数の家庭で1人のナニーをシェアし、複数人まとめて世話してもらうことも。3〜4歳になると週に15時間の就学前教育を無償で受けることができ、週15時間以上預けたい場合は差額を支払えば問題なく通わせることができます。保育園には曜日単位で通う時間を変えたり、複数の園を掛け持ちで通わせたりなどフレキシブルな選択肢がとれるので、日本では考えられないほど対応は柔軟です。

フランスの保育事情
フランスの保育事情

一定基準を満たした子育て中の人は、子どもが3歳になるまで「最短でフルタイム時の2割」までの短時間勤務が認められる制度があるフランス。この間も正社員として福利厚生を受けられるので、日本人女性と比べるとかなり安定したママ制度が確立されています。
幼稚園もほぼ公立で費用が安く、保育園も同様に充実していますが、0〜2歳児の認可保育園は日本の東京並みの激戦を強いられます。
しかし、待機児童問題は前述したママ制度のおかげである程度は和らげており、日本人女性のように職を失う、非正規雇用になるなどが社会問題となることはありません。

■日本との違い・課題点

フランスの保育園は最低限のコミュニケーションとお世話しかしてくれません。お散歩もなければ連絡帳もなく、断乳トレーニングもトイレトレーニングもなく、日本の保育園のようにみんなでお出かけ、みんなでトイレがないので、大きくなっても哺乳瓶でミルクを飲んでいる、オムツがなかなかはずれない、という子も少なくありません。自宅で小規模保育を行う「公認保育ママ」制度を利用するときめ細やかな保育をのぞめますが、高額報酬を求められるため、富裕層の選択肢となっています。

■日本との違い・充実点

「公認保育ママ」が、自宅で子どもを1人〜4人まで預かる「公認保育ママ」制度。120時間の研修を受け、一定条件を満たせばOKと比較的簡単に登録できるので、海外からフランスに来た保育士も多く登録しており、保育園以外の選択肢のひとつとして活用されています。
また、保育園は日本のように保護者がコップやタオルなどのこまごましたものを準備する必要もなく、保育士も連絡帳や生活をする上でのトレーニング、お散歩もなく、口頭でその日の様子を保護者に伝えるだけなので、日本と比べるとかなり両者の負担が軽いです。

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