保育士資格を取得したい、保育士になりたい方を応援するサイト

050-5804-0244 【受付時間】10:00~18:00
※メールは24時間受付けております。

保育士試験まで あと
メイン メイン

世界の保育

北欧の保育

北欧の保育事情

海外で就職する為には就労ビザ取得が必要な為、国によってさまざまな厳しい条件があります。
しかし、みなさんが取得を目指している保育士資格は、「専門職」であり、日本人の乳幼児を保育することは「現地人ではできない日本人が必要な仕事」として認められるので、就労ビザを取得する条件を満たす可能性があり、海外に移住して大好きな子どもたちに囲まれながら仕事ができる大チャンスを得るための夢の切符です。
こちらではヨーロッパで女性の就業率が最も高い国の一つであるデンマークと、子どもにも高齢者にもやさしい国スウェーデンを取りあげ、日本の保育園との違いをご紹介しています。
保育士資格を取得した暁には選択肢を広げて北欧へ活躍の場を求めるのはいかがでしょうか?

デンマークの保育事情
デンマークの保育事情

0歳~10歳の子どもをもつ母親の8割がフルタイムで、パートタイムも合わせると実に9割近くの母親が働いているデンマーク。
国民学校をはじめ、乳幼児託児所や保育ママ制度、統合保育所や学童保育所などの保育サービス施設が充実しているので、就学前の子どもたちを預けて働きやすくなっているのです。
北欧4カ国のなかで一番小さな国ですが、国民の国に対する経済、環境、福祉の政策に対する満足は高いといわれています。

■日本との違い・課題点

日本のように入園式や卒園式がなく、季節ごとの行事なども少なく、連絡帳もないことが大きな違いでしょう。希望の保育園の空席順番待ちリストに名前を入れて待ち、保育園に空きがでたら入れるので、保育園が決まらないということもなく、申し込みの1~2ヶ月後に返事がきて、希望者全員が保育園を見つけられます。
日本のような待機児童がいないということは良い点ですが、毎年予算が削られているため、1クラスの子どもが増えるなど保育士の負担の大きさが課題とされています。

■日本との違い・充実点

保育園での突然死、事故や事件など残念ながら日本ではニュースになることがあります。しかし、デンマークではそういった保育施設で子どもが意外にあうといった話はほぼありません。日本のように手書きの書類や連絡帳といった時間と観察力が必要な業務がないため、保育士(保母)が常に子どもたちを目に届く範囲においている、きめ細かい保育が実践できる時間や気持ちの余裕が日本の保育園よりあるためといえるでしょう。
デンマークでは保育園が公立なので、安心・安定・高待遇。日本と同じく大変な仕事の割にお給料は安いですが、退職後の年金や保証がきちんとされているので保育士は人気の職業となっています。

スウェーデンの保育事情
スウェーデンの保育事情

福祉先進国であるスウェーデン。日本政府が認定こども園を少子化対策として打ち出したのもスウェーデンの保育制度の良いところを真似したと言われています。スウェーデンは幼稚園と保育園をまとめて「就学前学校」として教育庁の管轄とし、手続きのムダを省いています。また、教育機関としてまとめることで、保育園の社会的地位が高くなり、保育士の地位や給料があがることで保育の質が上がっています。

■日本との違い・充実点

待機児童がほぼゼロであるスウェーデン。日本では自治体に冬に入園申し込みをしてから、両親が正社員の家庭から優先的に保育園があてがわれ、4月までに漏れたら待機児童という括りになりますが、スウェーデンの自治体では入園申し込みから3~4ヶ月以内に園側が席を用意することが義務付けられています。
1歳未満の子どもがいる育児休暇中の親は、給与額のうち80%が支給されており、子育て中の経済的支援が行き届いています。日本でも育休手当はありますが、(休業開始時賃金日額×支給日数)×67%で、育休期間が半年以上になると割合が50%となり、十分な保証とはいえません。
また、日本でも少しずつ広がりをみせる短時間勤務ですが、スウェーデンでは幼児のいる親は6時間の短時間勤務で良いと法律に定められているので、日本のように長時間保育が求められることもありません。「長時間子どもを預けて働くことは子どもと保護者のためになっていない」という感覚から、子育て中の長時間勤務を減らす動きがすすんでいるのです。
待機児童がゼロで園側が席を用意するとはいえ、人員配置ついては子どもと保育教諭の割合が6:1という手厚さで、クラスの人数が増えて保育教諭の目が届かないということもありません。日本で待機児童ゼロを促進するために増えている小規模保育園でも、スウェーデンでは採算がとれるようなシステムが構築されているので、理想に近い保育・教育が行われているのです。