幼稚園教育要領 令和1年度(前期)
令和1年度(前期)教育原理
問1
次の文は、「幼稚園教育要領」(平成 29 年3月告示)前文の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
次の文は、「幼稚園教育要領」(平成 29 年3月告示)前文の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
これからの幼稚園には、( A )の始まりとして、こうした教育の目的及び目標の達成を目指しつつ、一人一人の幼児が、将来、自分の( B )を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓ひらき、( C )の創り手となることができるようにするための基礎を培うことが求められる。
(組み合わせ)
A | B | C | |
1 | 生涯学習 | 個性や能力 | 平和な国家 |
2 | 生涯学習 | よさや可能性 | 持続可能な社会 |
3 | 学校教育 | 個性や能力 | 持続可能な社会 |
4 | 学校教育 | よさや可能性 | 持続可能な社会 |
5 | 学校教育 | よさや可能性 | 平和な国家 |
正解は4
問2
次の文は、「幼稚園教育要領」(平成 29 年3月告示)の第3章「教育課程に係る教育時間の終了後等に行う教育活動などの留意事項」の一部である。( A )・( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
幼稚園の運営に当たっては、子育ての支援のために保護者や地域の人々に機能や施設を開放して、園内体制の整備や関係機関との連携及び協力に配慮しつつ、幼児期の教育に関する相談に応じたり、情報を提供したり、幼児と保護者との登園を受け入れたり、保護者同士の交流の機会を提供したりするなど、幼稚園と( A )が一体となって幼児と関わる取組を進め、地域における( B )としての役割を果たすよう努めるものとする。その際、心理や保健の専門家、地域の子育て経験者等と連携・協働しながら取り組むよう配慮するものとする。
(組み合わせ)
A | B | |
1 | 家庭 | 幼児期の教育のセンター |
2 | 家庭 | 子育ての相談機関 |
3 | 地域社会 | 幼児期の教育のセンター |
4 | 地域社会 | 子育ての相談機関 |
5 | 地域社会 | 就学前の教育機関 |
正解は1
幼稚園教育要領の第3章「教育過程に係る教育時間の終了後等に行う教育活動などの留意事項」により、以下の通りとなります。この章は、いわゆる預かり保育などの子育て支援に関して言及した項目です。
A 家庭
B 幼児期の教育のセンター
幼稚園教育要領より抜粋
第3章「教育課程に係る教育時間の終了後等に行う教育活動などの留意事項
2 幼稚園の運営に当たっては,子育ての支援のために保護者や地域の人々に機能や施設を開放して,園内体制の整備や関係機関との連携及び協力に配慮しつつ,幼児期の教育に関する相談に応じたり,情報を提供したり,幼児と保護者との登園を受け入れたり,保護者同士の交流の機会を提供したりするなど,幼稚園と家庭が一体となって幼児と関わる取組を進め,地域における幼児期の教育のセンターとしての役割を果たすよう努めるものとする。その際,心理や保健の専門家,地域の子育て経験者等と連携・協働しながら取り組むよう配慮するものとする。
A 家庭
B 幼児期の教育のセンター
幼稚園教育要領より抜粋
第3章「教育課程に係る教育時間の終了後等に行う教育活動などの留意事項
2 幼稚園の運営に当たっては,子育ての支援のために保護者や地域の人々に機能や施設を開放して,園内体制の整備や関係機関との連携及び協力に配慮しつつ,幼児期の教育に関する相談に応じたり,情報を提供したり,幼児と保護者との登園を受け入れたり,保護者同士の交流の機会を提供したりするなど,幼稚園と家庭が一体となって幼児と関わる取組を進め,地域における幼児期の教育のセンターとしての役割を果たすよう努めるものとする。その際,心理や保健の専門家,地域の子育て経験者等と連携・協働しながら取り組むよう配慮するものとする。
A 学校教育
Bよさや可能性
C 持続可能な社会
幼稚園教育要領は、1956(昭和31)年に作成され、その後概ね10年に1度改訂され、現行幼稚園教育要領は2018(平成30)年4月に施行されました。
幼稚園教育要領より抜粋
これからの幼稚園には,学校教育の始まりとして,こうした教育の目的及び目標の達成を目指しつつ,一人一人の幼児が,将来,自分のよさや可能性を認識するとともに,あらゆる他者を価値のある存在として尊重し,多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え,豊かな人生を切り拓き,持続可能な社会の創り手となることができるようにするための基礎を培うことが求められる。