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代表講師ブログ

令和7年前期保育士試験解答速報2日目 社会的養護(※非公式)

2025年04月21日

令和7年前期保育士試験 社会的養護の解答と解説です。
誤っている箇所が一部あるかもしれませんが、参考にしてください。

 

当校の解答速報は下記になります。

4/22(火)夜公開 全科目解答速報はこちらから
https://www.sunrise-school.jp/answer/answer_registration/info.htm

◆社会的養護◆

【社会的養護解答】

 

【解答と解説】

問1:4

A「第1回白亜館会議(ホワイトハウス会議)」が開催されたのは、1909年。アメリカで開催された。

B「バーナードホーム)」が設立されたのは1866年。イギリスでバーナード(Barnardo,T.J.)が設立した。

C「滝乃川学園」が設立されたのは1891年。石井亮一が知的障害児のために設立した。

よって、B→C→Aが正解。

問2:5

児童養護施設運営指針

第Ⅰ部 総論

2.社会的養護の基本理念と原理

(3)社会的養護の基盤づくり

施設は、社会的養護の地域の拠点として、施設から家庭に戻った子どもへの(A:継続的)なフォロー、里親支援、社会的養護の下で育った人への自立支援やアフターケア、地域の(B:子育て家庭)への支援など、専門的な地域支援の機能を強化し、総合的な(C:ソーシャルワーク機能)を充実していくことが求められる。

よって、A:継続的 B:子育て支援 C:ソーシャルワーク機能 が正解。

問3:1

A適切。 3.新しい社会的養育ビジョンの実現に向けた工程 (3)で「里親への包括的支援体制(フォスタリング機関)の抜本的強化と里親制度改革」が示されている。

B適切。 3.新しい社会的養育ビジョンの実現に向けた工程 (4)で「永続的解決(パーマネンシー保障)としての特別養子縁組の推進」が示されている。

C適切。 3.新しい社会的養育ビジョンの実現に向けた工程(6)で「子どもニーズに応じた養育の提供と施設の抜本改革」が示されている。

D適切。 3.新しい社会的養育ビジョンの実現に向けた工程 (5)乳幼児の家庭養育原則の徹底と、年限を明確にした取組目標 で「代替養育を受ける子どもにとって自らの将来見通しが持て、代替養育変更の意思決定プロセスが理解できるよう、年齢に応じた適切な説明が必要である。」と示されている。

問4:2

A適切。全国児童養護施設協議会倫理綱領 倫理綱領  1.で「私たちは、子どもの利益を最優先した養育をおこないます」と示されている。

B不適切。全国児童養護施設協議会倫理綱領 倫理綱領にそのような記載はない。

C適切。全国児童養護施設協議会倫理綱領 倫理綱領4.で「私たちは、子どもと家族との関係を大切にした支援をおこないます 」と示されている。

D不適切。全国児童養護施設協議会倫理綱領 倫理綱領にそのような記載はない。

問5:2,4

1不適切。児童福祉法にそのような規定はない。

2適切。里親及びファミリーホーム養育指針 第Ⅱ部 各論 1.養育・支援 (9)実子を含む家族一人一人の理解と協力 で「実子や既に受託している子どもに、適宜必要なことを説明する。」と示されている。

3不適切。児童福祉法にそのような規定はない。

4適切。里親及びファミリーホーム養育指針 第Ⅱ部 各論 1.養育・支援 (5)幼稚園や学校、医療機関等との関係 で「子どもが通う幼稚園や学校には、社会的養護を必要とする子どもの養育であることを伝え、よき理解者となってもらえるよう、働きかけることが必要である。 」と示されている。

5不適切。里親及びファミリーホーム養育指針 第Ⅱ部 各論 1.養育・支援(3)家族の暮らし方、約束ごとについての説明で「「日課」や「規則」がなく、集団生活ではない、あるいは、その要素が緩やかなことが家庭養護の良さである。しかし、ルールが全く無い、あるいは必要はないということではなく、個々の家庭には、その家庭の暮らし方がある。」と示されている。

問6:4

A適切。第Ⅱ部 各論 2.家族への支援(1)家族とのつながり① で「・家庭支援専門相談員を独立した専門職として配置し、その役割を明示する。 」と示されている。

B不適切。第Ⅱ部 各論 2.家族への支援(1)家族とのつながり②で「・親子が必要な期間を一緒に過ごせるような宿泊設備を施設内に設ける。」と示されている。

C不適切。第Ⅱ部 各論 2.家族への支援(1)家族とのつながり②で「家族に対して、面会、外出、一時帰宅はもちろん、学校行事等への参加を働きかける。 」と示されている。

D適切。第Ⅱ部 各論 2.家族への支援(1)家族とのつながり②で「家族等との交流の乏しい子どもには、週末里親やボランティア家庭等での家庭生活を体験させるなど配慮する。 」と示されている。”

問7:2,3

1不適切。被措置児童の状況において、児童の年齢は「10~14歳」が最も多い。

2適切。虐待を行った職員等の実務経験年数は「5年未満」が最も多い。

3適切。虐待の種別は「身体的虐待」が最も多い。

4不適切。被措置児童の状況において、児童の性別は「女子」より「男子」の方が多い。

5不適切。届出・通告者は「当該施設・事業所等職員、受託里親」が最も多い。”

問8:1

A適切。第Ⅱ部 各論 3.自立支援計画、記録 (2)子どもの養育・支援に関する適切な記録 ①で「入所からアフターケアまでの養育・支援の実施状況を、家族及び関係機関とのやりとり等を含めて適切に記録する。」と示されている。

B適切。第Ⅱ部 各論 3.自立支援計画、記録①で「記録内容について職員間でばらつきが生じないよう工夫する。」と示されている。

C適切。第Ⅱ部 各論 3.自立支援計画、記録②で「記録の管理について個人情報保護と情報開示の観点から、研修を実施する。」と示されている。

D不適切。第Ⅱ部 各論 3.自立支援計画、記録1.養育・支援(7)自己領域の確保 ②で「子ども一人一人の成長の記録を整理し、自由に見ることができるように個人が保管し、必要に応じて職員と共に振り返る。」と示されている。”

問9:2

A適切。職員と子どもが共生の意識を持ち、子どもの意向を尊重しながら生活全般について共に考え、生活改善に向けて積極的に取り組む。生活全般について日常的に話し合う機会を確保し、生活改善に向けての取組を行う。

B不適切。職員と子どもが共生の意識を持ち、子どもの意向を尊重しながら生活全般について共に考え、生活改善に向けて積極的に取り組む。生活日課は子どもとの話し合いを通じて策定する。

C適切。子どもの意向を把握する具体的な仕組みを整備し、その結果を踏まえて、養育・支援の内容の改善に向けた取組を行う。 日常的な会話のなかで発せられる子どもの意向をくみ取り、また、子どもの意向調査、個別の聴取等を行い、改善課題の発見に努める。

D不適切。最善の利益は主として考慮されるものであるため、すべてJさんの意向に沿う対応とするものではない。”

問10:3

1不適切。「スティグマ」とは、個人の持つ特性や属性によって、ネガティブなレッテルを貼り、差別や偏見の対象とすること。

2不適切。「ソーシャル・アクション」とは、地域社会の生活課題などの改善や施策の策定など社会改良を目標として取り組むこと。

3適切。「ストレングス」とは、その人が潜在的に持っている力や強みのことで、Z君の得意なことを活かした支援をするようにという指導の内容と一致する。

4不適切。「パーマネンシー」とは、家庭環境を奪われてしまった子どもが、恒久的な安定した家庭のような環境の中で成長できるように配慮すること。

5不適切。「ソーシャル・インクルージョン」とは、すべての人々が、社会の一員として社会に参加することを保障する概念。

 

4/22(火)夜公開 全科目解答速報はこちらから 

https://www.sunrise-school.jp/answer/answer_registration/info.html

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