目前まで迫った保育士実技試験。音楽・造形・言語表現のうち、あなたはどの二つを選択しましたか?
合格率は8割ですが、最後まで油断は禁物です。とはいっても、キャスターやアナウンサーのようにプロ中のプロである必要はありません。ここでは「言語表現」を選択した方へ、最終確認です。
●話の内容を乳幼児向けに再編集
課題は「おむすびころりん」「3びきのこぶた」「3びきのやぎのがらがらどん」「てぶくろ」この4つから選びます。
とても有名な話ですが、そのまま読んでも乳幼児には理解できませんし、長すぎます。
対象年齢や人数、制限時間の3分を満たすように再編集します。内容は、一般的なあらすじが合っていればOKです。
●絵の力を存分に借りながら、表現力豊かに
自分の声と言葉、表現力や表情といった自分の力がすべてです。ちょっとおおげさに、喜怒哀楽を表現しながら、子ども達の表情を察し、楽しくはなし進めていくことが重要です。
●月齢に応じての話し方が求められる
3歳児と5歳児では理解できる内容や語彙などがかなり異なります。その月齢に合った話し方や表現、言葉の選び方が必要となります。
●3歳児指定が多いワケ
3歳児はまだ話の内容を理解していない子どもが多く、絵本という手段を使用して先生と時間を共有するのが楽しいと感じる月齢。ですから、意味が分からなくても「お話を聞く」ということ事態を楽しむことができます。
必要なのは、読むあなた自身が話を楽しめているかどうか。
試験官はその様子を見ています。