「将来を羨望して、現状の発展を怠るべからず」
➡️電気自動車、バスに関して中国製が安価で性能も確保されており,市場を席巻しているとの報道があった。(日本は水素)
かつて、鉄道技術者で弾丸計画計画を推進した島安次郎が幹線の改軌による輸送力向上を実現する為に国鉄の広軌化(広軌改築。現代的に言えば標準軌化)計画に策定。しかしながら、時代や宰相の入れ替わる度に計画の中止、延期が繰り返された。にもかかわらず度重なる失意と挫折に挫ける事無く、機関車や設備などの改善を図り、技術レベルは格段の進歩を遂げて行った。家庭も顧みず、肉親との接触も出来ないままこうしたノウハウの蓄積に没頭して退任。
この安次郎の計画は時代を越え、父の背中を見て育った息子・秀雄によって新幹線として結実させた。
昔の日本にはこうした人がいた。明治維新や時代の先駆者達のようなバイタリティ、ソロバン勘定、色んなところで胆力のある方の出現が待たれる。
この子ども達の中から、そんな日本を引っ張るリーダーが育って行ってくれないものか。