保育士資格を取得したい、保育士になりたい方を応援するサイト

050-3315-0577 【受付時間】9:00~17:00 (不定休)
※メールは24時間受付けております。

メイン メイン

目指せ保育士、65歳の青春チャレンジャー

暑い夏

2022年08月08日

暑い夏がやってきた。

こんな毎日の暑さに辟易としていると、ふっとある後輩のことを思い出す。

高校当時私は陸上部に所属しておりました。その高校で私が三年生のときに、2年下に中学時代には何ら経験無いというのに、初めて陸上部に入部した後輩がいた。小さな体と筋肉のあまりついてないその姿は、「えっ、走れるの?」と思わず言ってしまいそうでした。しかも選択した種目が5000m,10000m・・・。毎日ふらふらになるまで練習して、練習が終わると帰りは、クラブの連中と僕らと同じようにバスに乗らずにブラブラと急な坂道を何人もで歩いておりた。くだらない話しか無かったが、かれは体力を使い果たしているはずなのに、皆んなのそのくだらない話しにゲラゲラと笑って毎日一緒にいた。こちらは跳躍競技をしていたので、下り坂はむしろ練習の延長レベルであったけれど、彼は違う。

なんとも彼の練習中の姿は、壮絶で危機迫る感さえあった。けれど、なんら目立った成績を収める事なく・・・。いやそうか?

彼は、自分の好きな事を見つけやり切った。卒業後は、大学も何故か同じ大学で、また陸上部に入部してきた。一年下には、近畿クラスのそこそこ実力のある選手がいたのだが、その彼と練習を重ねたある日その実力者が「あいつすごいですね」と言った。「あいつの頑張りは、恐ろしい」と。

そう、トロフィーや賞状ではない。私も彼には敵わない、そう思わせるほど、競技を愛し直向きに鍛錬の場に向かう姿勢は、もはや学ぶ事が多い素晴らしい後輩であった。

その彼も、もう先に空の上に行ってしまいましたが。少し、自分の身体の事をケアしてくれたらよかったのに。

子ども達にはそんな、自分のすきなことを見つけて欲しい。そんな彼の気力の一部でも身につけてほしいものです。その一助として私が何かできることはあるでしょうか。頑張らないと。

押さえておきたい重要ゴロ300選

パスワード※半角英数

保育士実技試験対策テキスト特典

パスワード※半角英数