株式投資の話ですが、「恐怖・強欲指数」という伝統的な株式市場の性質に由来した言葉(尺度)があります。強欲、恐怖、群集心理は全ての金融市場に存在している3つの心理的要素です。どれか1つの感情が極端に現れた場合、通常市場の上昇もしくは下落の前兆を意味します。アナリストは常に市場の方向性を予測するために恐怖や強欲のレベルを観察してきたそうです。
かたや、 世界一貧しい大統領ムヒカ(ウルグアイ)
ムヒカの個人資産は、フォルクスワーゲン(ビートル、1987年製)とトラクターと農地のみで、大統領官邸には住まずに、首都郊外の質素な住居で暮らした。自分の給与の約9割を貧しい人々へ寄付し続けた。国連の会議では、豊かさを追い求める国際社会の在り方を批判した。そして、こう言及した。
「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲望があり、いくらあっても満足しない人のことだ」という。
「足りる事を知る」という事か、恐怖と強欲と? 思い煩う事勿れ。