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大人の心にも響く・・・大人気絵本

2021年03月20日 ニュース

自分自身が子どもの頃に親が読んでくれた本を、今まさに自分の子どもに読み聞かせている人は多いでしょう。
絵本は「子ども時代」「育児奮闘時代」「子育て一段落世代」それぞれ、違った発見があるのではないでしょうか。

子育てに必死な親と保育に必死な保育士。ホッとする読み聞かせタイム

夜寝る前を絵本の読み聞かせタイムにしている家庭は多いでしょう。子ども達は毎晩楽しみにしているのではないでしょうか。
保育園でも雨の日など外で遊べない日は絵本が大活躍します。また子ども達がはしゃいでしまって静かにさせたい時、あえて落ち着かせるため、絵本を読み聞かせることもあります。
皆で静かに絵本に集中し、静かな時間を共有することで、興奮が収まることは多いです。

親や保育士が自分が子どものころに好きだった絵本にまた巡り合うと、とてもうれしい気持ちになるでしょう。
大人になってから読むとまた違った感情が湧きますし、子ども時代には気付かなかったことに気付きます。改めて感動したり、絵本の中の言葉が響いたりします。

大人でも心に響く・・・人気絵本

ぐりとぐらシリーズ

作は中川李枝子さん、絵は山脇百合子さん。この2人は本当の姉妹だと知って驚く人も多いです。2人は同じく人気絵本「いやいやえん」でも有名です。
2018年3月時点での発行部数は2630万部。シリーズ1作目に出てくる大きなホットケーキを覚えている大人や保育士も多いのではないでしょうか。

ちいさいおうち

アメリカ合衆国の絵本作家 バージニア・リー・バートンの代表作。日本語版は1954年に石井桃子さんの翻訳によって発売されています。
自然豊かな田舎の街が、あっという間に都会化して便利になっていく様は、自然の大切さに気付かされます。SDGsの観点から大人も考えさせられる内容です。

100万回生きたねこ

作と絵ともに佐野洋子さんの作品です。飼い主の下で何度でも生き返り輪廻転生を繰り返す猫。自分が死んで飼い主が悲しむ理由が最初は分からなかったですが、運命の相手と出会ってその相手を失うことで、やっとその理由に気付くという内容です。
かなり独特で哲学的な内容のため、子どもよりも大人から高い評価を得ています。

はらぺこあおむし

アメリカの絵本作家 エリックカールさんが1969年に出版した仕掛け絵本です。
大胆な色使いとシンプルで分かりやすいストーリーが特徴で、出てくる食べ物が日本的ではなくアメリカの食べ物のため、「どんな味なんだろう?」と途中で考えてしまう子もいるようです。
青虫が食べる部分は絵本に穴が開いていますが、子どもが触っても破れないように厚紙でできているとのことです。

ごんぎつね

新美南吉さんの代表作で、1943年作者の死後に童話集「花のき村と盗人たち」に収録されました。かなり古い作品なので親世代や父母世代でも知っている人は多いのではないでしょうか。
兵十が病気の母親のために苦労して採ったウナギを、いたずら心からゴンは取ってしまい、その罪を償うために少しづつ栗を届けていく内容ですが、その思いもむなしく、ゴンは兵十に銃でうたれてしまいます。
悲しいお話なので泣いてしまう子どももいるそうです。

2021年3月14日(日)朝日新聞朝刊より出典

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