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RSウイルス感染者が急増、昨年の反動か?乳幼児は注意!

2021年08月21日 ニュース

RSウイルスへの感染者が急増しています。例年では秋ごろに流行しますが、今年は6月下旬に報告が激増し、ピークをむかえたとのこと。多くの人は風邪程度の症状で済みますが中には重い肺炎を引き起こすこともあります。始めて感染する乳幼児は注意が必要です。

2020年はほとんど確認されなかったが、一転流行の兆し

2020年、RSウイルスは1年を通じてほぼ確認されなかった異例の年だったとのこと。これだけではなく、インフルエンザや手足口病などもほとんど流行しませんでした。
新型コロナウイルスが蔓延し、マスク着用や3密を避ける習慣が付き、手洗いや消毒が習慣化されてきたことが大きいでしょう。
また、保育園や幼稚園が休園になったり、海外からの渡航者が少なかったことも要因と考えられています。しかしなぜ今年になって流行の兆しが見えたのでしょうか?

免疫を持っていない乳幼児が増えたことが要因か?

0~1歳の乳幼児の多くが昨年感染を逃れたことで、免疫を持っていない乳幼児が増えたことも流行した要因になっているのではとのことです。
さらに、気候も関係しているようです。RSウイルスは冬季は感染が増えますが、気温湿度共に高いと流行が広がります。
今年梅雨入りが早かった九州地方は、早い時期から感染者が増えてしまいました。
本来は秋冬に流行するのですが、ここ10年ほどは早まってきており、夏ころから流行が始まるようになってきました。

2歳までにほぼ全員が感染するRSウイルス

RSウイルスは1歳までに約50%、2歳までにほぼ全員が感染し、以後何度も感染する感染症です。大人も感染し、鼻水や咳など軽い風邪のような症状で済むことが多いとされています。
ただ、初めてかかった乳幼児は症状が重くなりやすいことが分かっているので注意が必要です。
乳幼児の肺炎の約半分はRSウイルスが原因。早産の赤ちゃんや肺に病気を持って生まれた赤ちゃんは重症化しやすいので注意が必要です。

こんな症状があったらRSウイルスを疑って

・呼吸が早くなっている
・方で呼吸をしていて苦しそう
・咳き込んでいて眠れない
・母乳やミルクの量が減った

乳幼児にこのような症状があったら早めに医療機関を受診して欲しいとのことです。

2021年8月11日(水)朝日新聞朝刊より出典・引用しています。
https://www.asahi.com/

 

 

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