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新型コロナとインフルエンザの同時流行の恐れに備えよう

2022年11月22日 ニュース

生後6ヶ月から4歳のお子さんも新型コロナウイルスのワクチンが接種できるようになりました。

今年は新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスによる感染症が同時期に流行するのではと言われています。

新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種もできるようになりました。

こちらでは新型コロナワクチンについて見ていきましょう。

 

最新情報をできるだけ手に入れる

保護者の方がワクチン接種をするかどうかやスケジュールに悩まれているときにお話を聞けるよう、保育士として基本的な情報は仕入れておきましょう。

政府の考え方や小児学会の考え方、現場の小児科医の考え方など保護者が不安に感じるほどゆらぎが生じることもあります。

100%感染しないようにできるわけでもないですし、副反応も気になりますし、そのためにお仕事を遅刻や早退しなければいけない可能性も出てきます。

保護者の考え方に寄り添いながら最新情報を伝えていきましょう。

 

新型コロナワクチンの接種について

ワクチンの接種は努力義務です。同時にインフルエンザのワクチン接種も求められていますが、こちらも努力義務でしょう。

もちろん実際に罹患した際に症状が軽くなると言われていますし感染もしにくいでしょう。

しかしまったくリスクがないわけではありません。

 

3回接種

生後6ヶ月から4歳児の新型コロナワクチンは3回接種で1回完了したことになります。

大人で言う1回接種を3回にわけて摂取しなければいけないのです。

1回目と2回目の間は3週間あけ、2回めと3回目の間は8週間あけなければいけません。

つまり現時点で年内に1回目の接種が完了しないのです。

1回目と2回目でインフルエンザワクチンと同時接種して、新型コロナワクチンの1回が完了するのは、インフルエンザの流行がピークの間かもしれません。

保護者の方が接種するのであれば、早めにスケジュールを立てる必要があります。

 

副反応

新型コロナワクチンを接種後の症状・副反応は、回を重ねるごとに訴える子、保護者は減っていますが、まったくないということは少ないようです。

0〜2歳児で不機嫌になる子は5割以上いますし、眠くなる子も3割近くいます。食欲がなくなる子も2割以上いるのです。

3歳児以上になると注射部位が腫れたり疼痛を感じる子が3割以上、嘔吐する子も2割はいます。

ワクチンを摂取したあとの保育施設の対応もこうなると検討が必要でしょう。

今後医療機関が切迫し、発熱外来にいく保護者、園児も増えてくることは間違いありません。

そのときに保護者に寄り添った対応ができるように、オンライン診療を進めたり、副反応が見られたお子さんへの対応だったりを職員間で連携して情報を共有しておくことが大切になるでしょう。

厚労省:新型コロナウイルスワクチン接種についてのお知らせより

 

いかがでしょうか。

ちなみに日本小児科学会、日本小児科医会は共に小児に対するインフルエンザワクチン接種および5~17歳のすべての小児に新型コロナワクチン接種を推奨しています。

新型コロナとインフルエンザの両感染症の発生数と重症化を減らすために、ワクチンの同時接種を各医療機関へ保護者に勧めるよう通達しているのです。

保護者がワクチン接種を悩まれている場合、保育施設側としても感染しにくくなることや症状が軽くなることを伝え、アレルギーと保護者の気持ちに寄り添いつつ接種を勧めるのが正解かもしれません。

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