12月9日(日)に迫った保育士実技試験。合格率8割と言われていますが、一方で2割の方は不合格になるとのこと。音楽・造形・言語表現の3つの中から2つを選択する実技試験。こちらで直前対策として見直しておく事柄をまとめました。
目次
平成30年度 実技試験 音楽の課題は「アイアイ」と「おかあさん」
いずれも幼稚園や保育園で良く歌われる定番曲です。
●幼児に歌って聞かせる表現力が求められる
保育士はアーティストでもピアニストでもありません。子どもたちが楽しく歌えるような配慮ができるかが重要です。
歌詞とリズムと音程をある程度正しく歌えることが求められます。
●発音ははっきりと
子ども達は保育士の発音をきいてそのまま真似をします。ですからぼんやりした発音だと幼児は聞き取りにくくなってしまいます。
口を大きく開けて子音をはっきりと発音することが重要です。
●8分、16分、休符などに注意
昔から知っている童謡は正しく音符通りに歌うことはなかったはず。改めて音符を見てみましょう。
8分音符の所を短く歌っていたり、逆に長く伸ばしすぎたりなどしていませんか。休符の所できちんと止めることも重要です。
●伴奏よりも明るく元気に楽しく自信をもって
伴奏を間違えたら不合格になるわけではありません。伴奏はごく簡単でOK。
大切なのは表現力です。明るく元気に楽しく、自信をもって歌い切りましょう。
手元をずっと見ていると、子どもたちの方を向けないので、子ども達に歌声が届きません。手元を見ないでも弾けるようにしておきましょう。