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保育園や学校が休みになって子どもたちが太った?

2020年12月26日 ニュース

屋外で思い切り体を動かしたり、友達と接したりすることは、子どもの健全な心身の発達に必要な過程です。
今子どもたちは十分に外遊びができているのでしょうか。
中には緊急事態宣言中に太ってしまった、という子どももいるようです。

生活のリズムが崩れ、親子ともどもストレスフル

巣ごもり生活によるストレスは子どもの生活にも大きな影響を与えていました。
育児中の母親からは、子どもが体力を持て余し、就寝時間が遅くなってしまい、生活のリズムが崩れたという話が多く上がっていたようです。
少しでも体を動かそう心配して外に連れ出すとなかなか帰りたがらず、家事がおろそかになり、そのために母親たちのストレスは沸点ギリギリ。悪循環になっていまう家庭は多かったとのことです。
家にいる時間が長くなると、ついついおやつばかりつまんでしまうこともあるでしょう。

友達との触れ合いが減って心身の成長が心配

霊長類の研究者は、人は他者とかかわる中で「他者と付き合うスキル」を自然と身に付けていく、と語っています。
新型コロナウイルスの第三派が懸念されている今、もちろん感染対策も大切ですが、人と接する場が減り、対人関係を学ぶ機会が減ったことのほうが子どもたちにとってリスクでは、とも感じます。
子ども同士が遊ぶ時間はなるべく減らさないでほしいですね。

乳幼児に「密にならないで」という要求は無理

ある保育園では、緊急事態宣言が空けた後に登園が始まった時、保育士は明らかに子どもたちの体力が減ったと感じたそうです。
年長クラスの子どもでも、公園までの往復で「疲れた」と言ってきたそうです。
公園でも消毒作業に追われて、子どもをしっかりと見守れず、ジレンマを抱える保育士もいるとのこと。
乳幼児に「友達と離れて」「密にならないで」という要求は無理難題です。感染対策に重きをおきすぎた結果、子ども達の心身の発達を妨げてしまわないか、とても心配です。

なるべく親子で一緒に行動しよう!

順天堂大学と花王が調査したところ、保護者の歩数が多い方が、子どもの歩数も多いことがわかったとのこと。
親子で一緒に活動することが子どもの歩数を増やし、結果運動量を増やすことにつながります。

また、順天堂大学の運動生理学の内藤久士教授は、感染対策を意識しすぎるあまり、子どもたちが群れて遊ぶことを大人はなるべく否定しないでとのこと。
子どもが群れて遊ぶことは人間関係の構築や発達において重要な役割を果たしているからとのことです。

2020年12月20日(日)朝日新聞朝刊より出典

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