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ママパパのストレスが大幅に減る?赤ちゃん主導の離乳食「BLW」とは?

2021年03月27日 ニュース

生後半年くらいから始める離乳食。せっかく作ったのに食べてくれないなど、ストレスと悩みは尽きません。
ここではイギリスで生まれた離乳食の手法「BLW」をご紹介します。
従来型の離乳食と大きく異なるのは「親主導」ではなく「赤ちゃんが主導」であることです。いったいどんな手法なのでしょうか。

タレントの鈴木亜美さんが次男にBLWを行い、大正解だった!

2人の男の子を育てる鈴木亜美さん。彼女は長男の時は従来型の離乳食で育てましたが、次男にはBLWの手法を用いたそうです。
次男にはBLWがとても合っていたようで、今でも好き嫌いがなく、自分から食べようという意欲が強くなったそうです。
もちろん子どもの個々の性格によるものもあるため、誰にでも当てはまるとは言い切れませんが、何より親の離乳食ストレスが減るのは嬉しいことです。

BLWとは一言で言うと、肉・野菜・果物など細かくせず、柔らかくゆでて手づかみできる大きさに切ってお皿に並べるだけの離乳食。
赤ちゃんが自ら食べたいものを手に取って食べるという赤ちゃん主導の離乳食の手法です。
イギリスでは「自立心が芽生える」「手先が器用になる」と推奨されているとのことです。

Baby(赤ちゃん)、Led(主導)、Weaning(乳離れ)で「BLW」

BLWは2002年ごろイギリスの保健婦が考えた離乳食の手法です。それまで親が主導だった離乳食を赤ちゃんを主導としよう、という考え方。今世界中で注目されています。

野菜や肉、果物など柔らかく煮た固形物を赤ちゃんの前に用意し、赤ちゃんは自分で食べるものを選び、手づかみで口に運びます。

従来の方法は、月齢に合わせて固さや量、回数を変え、親がスプーンで口に運ばなくてはなりませんでしたが、BLWは親は一緒に食卓を囲んで見守るだけでOK。
親と一緒に食卓を囲むことができるのが一番のメリットとされています。

従来の離乳食の方法は、赤ちゃんだけ別の時間に1人ぼっちで、しかも神妙な面持ちをしたママがスプーンを持って何か得体のしれない食べ物を口に運んでくる・・・食べたくないから顔を背けると、ママが怖い顔になる・・・赤ちゃんからはこう映っていたかもしれません。

赤ちゃん主導で、食べる物も順番も量もペースも赤ちゃんが決める!

先にも記しましたが、BLWの最も優れている点は、家族と一緒に赤ちゃんも食卓を囲むことができることです。
手づかみ食べなので、多少の汚れは気にしないこと。とにかく家族で楽しい食事の時間を過ごすことが第一という考え方です。

従来型の離乳食だと、食べさせている親が一緒に食べることは難しく、本来は楽しい食事の時間でなければならないのに、「作業時間」になってしまうこともあるのではないでしょうか。
ただでさえストレス過多な乳幼児の育児。親のストレスが軽減されるならば、取り入れてみる価値ありです。

BLWには注意点もあります!

①誤嚥(ごえん)を防ぐ:やわかく茹でることが大切です。手づかみしやすい大きさに切りましょう。

②アレルギーに気を付ける:アレルギーを発症しやすい食べ物は親主導で見守りましょう。はちみつも1歳過ぎるまで与えてはいけません。

③栄養が偏らないようにする:赤ちゃんにも見た目や食感などに好みがあり、気に入ったものばかり手に取ることがあります。
離乳初期は母乳やミルクと併用しているので問題ありませんが、後期に入ったらいろいろな食材を並べ、たくさんの栄養素が摂れるようにしましょう。

④食べない=与えなくていい、ではない:いくら赤ちゃん主導だからといって、何も興味を示さないから何もあげなくていい、というわけではありません。このような時は従来型の離乳食と併用してみるなど工夫をしましょう。

決まり事だらけの離乳食をもっと楽しくしよう!

従来型の離乳食は、「こども茶碗1/3の量を食べさせなくてはならない」や「歯でつぶせる固さに煮なくてはいけない」「1日3回あげなくてはならない」など制限事項が多く、それをストレスと感じるママパパは多いです。
本来楽しいはずの食事の時間が決まり事だらけになってしまい、離乳食が強制になってしまっては、親も子も楽しくありません。
BLWは「離乳食はもっと楽に構えようよ!」というスタンスも含んでいるのではないでしょうか。

2021年3月20日(土)朝日新聞朝刊より出典