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成育基本法が成立。その中身は?

2019年09月14日 ニュース

2018年12月、成育基本法が成立しました。しかし子育て中の人や保育士でも知らない人がいるようです。
日本産婦人科医会や日本小児科医会としては、待ちに待った法案がやっと成立したとのことで喜びもひとしおです。
ここでは愛着形成の面から少し覗いてみましょう。

成育基本法とは?

ざっくり言うと、子ども達を中心に考えた社会を目指そう、とするものです。これらの理念を表現しています。
子どもの支援は、妊娠→分娩→育児と継続性が必要です。途中で切れることなく支援が続くように体制を整え、子育てをしている世帯が孤立したりしないようにすることを盛り込んでいます。
元々は医療面からのケアが出発点となっていますが、福祉と教育がしっかりと連携し、安心して子育てができる環境を整えようという取り組みを中心としています。

妊娠の初期から赤ちゃんの脳の発達にはさまざまな影響があります。妊娠初期の段階から支援をしていこう、とするものです。

愛着形成期の支援

赤ちゃんとの愛着形成や情緒の発達など、心の発達がいかに大切かが言われるようになって久しいです。
赤ちゃんとお母さんが触れ合ったり見つめ合ったりすると愛情ホルモン-オキシトシンが分泌されます。
これは、出産経験のない女性や一般男性でも分泌されます。
元は母親が母乳を作り出すために必要なホルモンですが、楽しい・嬉しい・気持ちいいという温かな感情と深くかかわっており、そのような感情を持つと分泌されるホルモンです。
このホルモンが分泌されると更に幸せな気持ちになるとされ、「幸せホルモン」「愛情ホルモン」と言われています。

医療保育現場では知られていることだけれど・・・

乳幼児期の赤ちゃんにとって愛着の形成や情緒の発達は非常に重要です。医療・保育関係者の間ではごく普通に知られていることですが、知識のないまま母親になる人もいます。愛着形成の大切さを一般社会に広く認知させたい、そんな活動もしていく予定です。

愛着形成が不十分なままだと人格形成に影響が出ると言われる

暴言を吐かれる、暴力を振るわれると脳が委縮すると言われています。実際には前頭前野が2割ほど少なく、感情のコントロールができなくなったり学習能力に影響が出たりするとも言われています。
若く妊娠して知識が乏しく、何でもスマホに頼る・・・その結果、誤った対応をし、親子ともども傷ついてしまう、そんなこともありえます。
妊娠出産や子育てはどうしても女性に負担が偏りがちです。ひとりで悩ませないように、誰でも気軽に相談できる所を増やす取り組みも行う予定です。
すでに産後ケアを中心にさまざまな整備がされてきています。