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小児科受診控え、保護者が育児相談や不安解消ができているかが心配

2021年12月25日 ニュース

新型コロナウイルスの感染が拡大し、2020年度に小児科に払われた医療費は大幅に減りました。受診控えが起きたためです。
しかし現場の医師は、「受診と同時に保護者から受ける育児相談や育児不安に応える機会が減ったこともかなり気がかりだ」としています。

小児科医は子どもの病気を診察するだけではない現実

神奈川県小田原市にある横田小児科医院の院長である横田俊一郎さんは、医院の収入が減ったことも痛手だけれども、その他に気がかりなことがある、と話しています。それは、子どもの病気を診察する以外にも、ちょっとした育児不安に寄り添ってあげたり相談事に乗ってあげたりする機会が減ってしまったことだ、と話しています。

小児科では日常的に保護者からの育児不安を聞き取ったり、それに対応したりしています。
風邪で受診しても、皮膚の湿疹の相談を受けたり、言葉の遅れの相談に乗ったり、食事や睡眠といった生活習慣の相談を受けたりなど、その相談事は幅広くあります。
こちらの医院では電話による相談も行っていますが、コロナ禍で来院時についでに相談したいことを話す、といった機会が減ってしまい、保護者が相談できなくてストレスを抱えてしまうのでは、と懸念しているそうです。

感染対策をし、安心して受診してもらえる環境を作りたい、としている

コロナ禍以前は、何でも相談できるかかりつけ医に、予防接種のついでや受診のついでに育児相談ができることはありがたかったはずです。保護者の育児不安を取り除く大きな要因となっていたのかもしれません。
こちらの医院では、安心して受診してもらえるように、感染対策を念入りに行っているとのことです。こちらの医院は完全予約制となっており、例えば以下のように感染対策を行っているとのことです。

・発熱している子どもの場合は来院前に聞き取り、診察時間をずらせるようならずらす。
・子どもが触りそうなところは良く消毒する

大人とは違い、子どもは親と密着しているし、抱っこして診察などするため、医師や看護師の感染経路が多いそうです。
受診控えする保護者の気持ちもわかります。5歳未満は新型コロナのワクチンが打てる状況にはありませんし、もし保護者が感染したら子どもの面倒を見る人がいないと考えると、保護者も神経質になってしまうでしょう。
しかし、子どもの大変な病気を見落としてしまってはいけませんので、必要と感じたら受診しましょう。

2021年12月19日(日)朝日新聞朝刊より出典・引用しています。
https://www.asahi.com/

 

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