続く雨…子どものストレスを溜めない方法|保育士資格取得スクール

続く雨…子どものストレスを溜めない方法

遊び・お出かけ 2025年06月15日

梅雨や秋の長雨、台風シーズンなど、外遊びがなかなかできない雨の日が続くと、子どもたちはストレスを溜めがちです。
体を動かす機会が減り、気分も落ち込みやすくなりますが、そんな時こそちょっとした工夫で、気持ちを晴れやかに保つことができます。
今回は、続く雨の日に子どものストレスを上手に発散させるコツをご紹介します。

体を動かせる室内あそびを取り入れよう

子どもにとって運動不足はストレスの大敵。広い場所がなくても、工夫次第で体を動かす遊びができます。
遊びの中に「勝ち負け」や「挑戦」を加えると、夢中になって遊んでくれるはず。体を使った遊びは、気分転換にもピッタリです。

・新聞紙ジャンケン(破らずに乗り続けるゲーム)
・風船バレー・風船キャッチ
・おうち宝探し(ヒントを出して小さなお菓子などを探す遊び)

親子のふれあいタイムを増やそう

雨の日は、親子でゆっくり過ごすチャンスでもあります。普段は忙しくてできないことに、あえて時間を使ってみましょう。
親子で一緒に何かをするだけで、子どもは「自分のことを見てくれている」と安心します。
特別なことでなくても、ふれあいの時間が何よりのストレス対策になるでしょう。

・一緒に料理やお菓子作り
・昔ながらの折り紙やあやとり
・絵本の読み聞かせや紙芝居ごっこ

想像力を広げる遊びで脳を刺激

天候に左右されない創造系のあそびも、雨の日にはおススメです。
想像力を膨らませる遊びは、子どもの心を豊かにするだけでなく、集中力や表現力も育ててくれます。また、遊びに夢中になることで、雨の憂うつも忘れられるでしょう。

・ごっこ遊び(お店屋さん・病院・レストランなど)
・段ボール工作やブロック遊び
・お話づくりゲーム(親子で順番に一文ずつ話を作る)

感情のコントロールをサポートしよう

雨が続いて「つまらない」「外に行きたい」とぐずるのは自然なこと。大切なのは、感情を抑えつけず、うまく吐き出せるよう手助けすることです。
気持ちを言葉にする習慣は、ストレス耐性を高める第一歩。親が寄り添うことで、子どもは心を整える力を少しずつ身につけていきます。

・「雨がやまないとつまらないよね」と気持ちに共感する
・絵や言葉で「今の気持ち」を表現させてみる
・簡単なストレッチや深呼吸で落ち着かせる

“雨の日ならでは”の楽しみ方を見つけよう

ネガティブに捉えがちな雨ですが、「特別な日」としてポジティブに切り替えるのも効果的です。「雨=ワクワクする日」と子どもに思わせる演出をすれば、気分はぐんと晴れやかになります。

・お風呂にキャンドルを灯して“スパごっこ”
・「雨の日シネマ」として、リビングを映画館風に
・長靴・レインコートで雨のお散歩(小雨のとき)