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増えています!子どものリビング学習アイテム

2022年01月29日 ニュース

コロナ禍で大人も子どもの在宅勤務や在宅ワークが増えました。生活スタイルが大きく変化した2年間。そんな中、リビングの片隅を学習スペースとして確保する動きが高まっています。しかし、様々な悩みを抱える保護者も多く、解消して共存するためのアイテムが注目を集めています。
保育園の年長さんは4月から1年生。ですが、すぐに自分の部屋で何もかもできる月齢ではありまません。そんな家庭は参考にしてみて下さい。

子どもの約8割!「リビング学習」

 

リビング学習とは、子どもが自身の子ども部屋ではなく、リビングや食卓で学習をすることです。親が子どもの勉強をサポートしやすいですし、子どもも家族の気配を感じながら安心して勉強ができます。
このコロナ禍で一斉休校やオンライン授業が増えました。その結果、自宅で学習するケースが増え、多くの家庭ではリビング学習は身近なものとなりました。

ニトリとベネッセコーポレーションが2020年11月に共同アンケートを行いました。年長から小学5年生までの子どもを持つ保護者1,236人を調査したところ、自宅で子どもが学習する場所として8割がリビングと答えたそうです。

食事やだんらんスペースと同じなため、悩みも多い

一方で、集中できなかったり片付かなかったりする問題も多く出てきました。そんな悩みを少しで解決すべく、多くのヒット商品を出しているのが文具・事務用品のメーカー「ソニック」の「リビガク」シリーズです。

《ソニックのリビガクシリーズ、人気商品の一部》
●スージー(税込み1,650円):消しゴムのカスを電動で掃除できるクリーナー
●ハコボート(税込み1,485円):学習グッズを一式入れて持ち運びできる箱
●マイプランボード(税込み2,200円):学校の時間割のように1日の予定を自分で組み立てて見える化できるボード

リビガクシリーズはこれまで53アイテムを販売しており、コロナ前の2019年に比べて約3割も売り上げを伸ばしているとのことです。

きっかけはリビング学習しやすい設計の住宅が販売されたこと

10年ほど前、住宅メーカーがリビング学習しやすい設計の住宅を販売し始めたことをきっかけに子育て世帯の社員が中心となり、リビガクシリーズの開発に着手したそうです。
例えば「子どもに勉強してもらいたいけれども、食事をするテーブルに消しゴムのカスが散らかるのが嫌」など、ダイニングテーブルで学習するときあるあるを思い浮かべながら商品化してきたそうです。
インテリアになじむように、シンプルな色とデザインにしたのも大きな特徴です。

小学6年生の双子を持つ開発部の社員からは、「卓上クリーナーのおかげで、学習後に子どもが自主的に掃除をするようになった」など、とても反響が大きかったそうです。
ソニックは、「整理整頓や時間の管理といった、今後の人生において基礎的な力を育むサポートをしたい」と話しているそうです。

通販大手「千趣会」からは大人のテレワークに使えるグッズも

千趣会から販売されている「新・どこでも自習室」(税込み3,500円)は、テーブルの上に自立し、ついたてのように間仕切りができるグッズです。教育大手の学研と共同で開発に着手し、2021年夏に販売を開始しました。
集中できなくなる周りの情報を物理的にシャットアウトでき、さらに壁になる部分にはマグネットシートを付け、プリントが貼れるようになっています。また、充電コードを通せる穴も作るなど、細かい工夫がされています。
使用後は折りたたんで収納できるため、大人用のテレワークグッズとしても使えるのでは、と見ています。
千趣会では他にもリビング学習に適した机やいすなどの家具も売上は好調とのこと。担当者は、今後も開発に力を入れていきたいと話しています。

2022年1月22日(土) 朝日新聞朝刊より出典・引用しています。

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