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おむつ購入は「各世帯1つまで?」多胎児は足りません!

2020年05月30日 ニュース

このコロナ禍で、日頃から手が足りないにもかかわらず、手伝う人も頼めず、買い物も不便になり、悲鳴を上げている多胎児家庭。
この度支援団体が寄付やネット配送を使って支援する動きが始まっています。

高齢の両親に来てもらうのはリスク

他県から両親に手伝いに来てもらってなんとかしのいでいた多胎児家庭。このコロナ禍で、県をまたいでの人の移動は自粛するように呼びかけられ、頼めずに困っている人が大勢います。
新型コロナウイルスは高齢者ほど重症化しやすい傾向も分かっています。
外出も控えなくてはならず、かといって買い物に行くときには置いていけず。困っている多胎児家庭は多いです。

おむつ購入は「各世帯1つまで?」多胎児は足りません!

ある双子を育てる母親が、おむつを2パック買ったところ、他の顧客から嫌な言葉をかけられたとのこと。
多胎家庭を支援するNPO法人「つなげる」代表の中原美智子さんは、法人に寄せられた様々な悩みをサイトに載せています。

・双子や三つ子を連れて買い物に行くのは大変だし、周りの目も気になる。
・おむつに購入制限がかかっているので、一日に何度も購入に行かなければならない
・公園で遊ばせるのにも大人が2人いないと危険。でも手伝ってくれる人を確保できない。
・両親を呼びたいが、感染のリスクを考えると呼べない

普段ネットスーパーで買い物をしていることが多い多胎児世帯。このコロナ禍で欠品が相次ぎ、次に手に入る日が不明で困っているそうです。
また、おむつの購入制限は、各世帯ではなく、子ども1人につき1パックと融通を効かせてくれるとありがたいですね。

NPO法人発 多胎家庭のための買い物支援

「つなげる」代表の中原さんは、大手通販サイトAmazonを通じた買い物支援をはじめました。
実際にはAmazonでおむつや離乳食を購入し、「つなげる」法人宛に送れば、希望する家庭に配送されるしくみ。
NPOの会員用に申込フォームを作ったところ、毎回20分で品切れになるほど
盛況だとのこと。それだけ支援が必要ということなのでしょう。
中原さんは合わせて、「どんな時も1人じゃないし、一人で乗り越えなければ、と思わないで」メッセージを発信しています。

NPO法人 「つなげる」
https://tsunagerunpo.com/
多胎児を育てて困った事のアンケートを公表中。
買い物支援、寄付など。

NOP法人 「ぎふ多胎ネット」
https://gifutatainet.com/
双子・三つ子を育てる家庭の工夫などを提供。
電話やメールで話を聞く取り組みも行っています。

2020年5月23日(土)朝日新聞朝刊

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