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代表講師ブログ

令和3年神奈川県保育士試験【保育原理】問題と回答、 解説 その1

2021年08月23日

本日から【保育原理】について、問1から問5について、回答と解説をしていきます。

保育原理では、保育に関連する法律に関する問題が頻出されています。児童福祉法や児童の権利に関する条約など、見直していくとよいでしょう。

問1

次の文は、「児童の権利に関する条約」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 1989(平成元)年に国連総会で採択され、同年に日本も締約国として批准した。

B 第3条には、「児童に関するすべての措置をとるに当たっては、公的若しくは私的な社会福祉施設、裁判所、行政当局又は立法機関のいずれによって行われるものであっても、 児童の最善の利益が主として考慮されるものとする。」とあり、「児童の最善の利益」と いう語句が記されている。

C 第 28 条には、「締約国は、教育についての児童の権利を認めるものとし、この権利を 漸進的にかつ機会の平等を基礎として達成するため、特に、(a)就学前教育を義務的なものとし、すべての者に対して無償のものとする。(以下略)」とあり、就学前教育の無償化について記されている。

D 第 44 条には、「締約国は、(a)当該締約国についてこの条約が効力を生ずる時から2年 以内に、(b)その後は5年ごとに、この条約において認められる権利の実現のためにとった措置及びこれらの権利の享受についてもたらされた進歩に関する報告を国際連合事務 総長を通じて委員会に提出することを約束する。」と記されている。

(組み合わせ)

   A B C D

1 ○ ○ × ×

2 ○ × ○ ○

3 ○ × ○ ×

4 × ○ × ○

5 × × ○ ○

 

回答 

 

解説

A  × 1989年の第44回国連総会において採択され、1990年に発効しました。 日本は1994年に批准しました。

B その通りです。

C × 初等教育を義務的と書かれています。

 D その通りです。 社会が正解となります。

問2 

次の文のうち、「保育所保育指針」第1章「総則」の1「保育所保育に関する基本原則」(1)「保育所の役割」の一部として、(a)~(d)の下線部分が正しいものを○、 誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

保育所は、(a)児童福祉法第 39 条の規定に基づき、(b)保育を必要とする子どもの保育を行い、その健全な心身の発達を図ることを目的とする児童福祉施設であり、入所する子どもの(c)育みたい資質・能力を考慮し、その福祉を積極的に増進することに最もふさわしい(d)就学前教育の場でなければならない。

(組み合わせ)

    a b c d

1 ○ ○ × ○

2 ○ ○ × ×

3 ○ × ○ ○

4 × ○ ○ ○

5 × × ○ ×

 

回答 

 

解説

保育所保育指針(厚生労働省告示第百十七号)にて1.保育所保育に関する基本原則

(1) 保育所の役割より参照。

 (a) その通りです。

 (b) その通りです。

 (c)×です。保育所は、入所する子どもの最善の利益を考慮します。

(d)×です。 生活の場でなければならないが正解です。

 

問3

次の文を「教育基本法」第 10 条の記述として完成させる場合、( A )~( C ) の語句が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・ 父母その他の保護者は、子の教育について(A すべての責任)を有するものであって、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする。

・ (B 国及び地方公共団体)は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び(C 子育てのための給付)その他の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならない。

(組み合わせ)

   A B C

1 ○ ○ ×

2 ○ × ○

3 ○ × ×

4 × ○ ○

5 × ○ ×

 

回答 5

 

解説

教育基本法第10条 参照

A × 父母その他の保護者は、子の教育について 第一義的責任を有するものとなります。

B その通りです。

C × 国及び地方公共団体は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び   情報の提供その他の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならない と記載されています。

 

問4

次の文のうち、「全国保育士会倫理綱領」の一部として、(a)~(d)の下線部分が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

 すべての子どもは、豊かな愛情のなかで心身ともに健やかに育てられ、自ら伸びていく
(a)豊かな個性を持っています。
私たちは、子どもが現在(いま)を幸せに生活し、未来(あす)を生きる力を育てる保育の仕事に誇りと責任をもって、
自らの(b)保育技術と専門性の向上に努め、一人ひとりの子どもを心から尊重し、次のことを行います。
私たちは、子どもの育ちを支えます。
私たちは、(c)保護者の子育てを支えます。
私たちは、子どもと子育てにやさしい(d)環境をつくります。

 

(組み合わせ)

  a b c d

1 ○ ○ × ○

2 ○ × ○ ○

3 × ○ ○ ×

4 × ○ × ×

5 × × ○ ×

 

回答 5

 

解説

全国保育士会のホームページ参照

(a)×です。無限の可能性を持っていますが正解となります。

(b)×です。自らの人間性が正解となります。

(c)その通りです。

(d)×です。社会が正解となります。

 

問5

次の文は、「子ども・子育て支援法」第1条である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

 この法律は、我が国における急速な( A )の進行並びに家庭及び地域を取り巻く( B )の変化に鑑み、児童福祉法その他の子どもに関する法律による施策と相まって、
子ども・子育て支援給付その他の子ども及び子どもを( C )に必要な支援を行い、もって( D )子どもが健やかに成長することができる社会の実現に寄与することを目的
とする。

 (組み合わせ)
A        B                C                         D
1 国際化    環境        養育している者     保育所に入所している
2 国際化    経済状況  保育している施設   一人一人の
3 少子化    環境    養育している者      一人一人の
4 少子化    環境    保育している施設   保育所に入所している
5 少子化    経済状況  養育している者     
保育所に入所している

 

回答 3

 

解説

子ども・子育て支援法(法律第六十五号)参照。

第一条 この法律は、我が国における急速な A(少子化の進行並びに家庭及び地域を取り巻く B(環境の変化に鑑み、児童福祉法(昭和二十二年法律第百六十四号)その他の子どもに関する法律による施策と相まって、子ども・子育て支援給付その他の子ども及び子どもを C(養育している者に必要な支援を行い、もって D(一人一人の子どもが健やかに成長することができる社会の実現に寄与することを目的とする。

(基本理念) と記載されています。

 

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