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代表講師ブログ

令和5年神奈川県独自保育士試験 解答&解説【子どもの食と栄養④】

2023年10月14日

こんにちは

サンライズ保育士資格取得スクールです

引き続き、8月5日(土)、6日(日)に行われた令和5年神奈川県独自保育士試験の解答・解説を掲載していきます

本日は【子どもの食と栄養④】です

ぜひご参考になさってください

※この解答・解説は実際の試験をサンライズ保育士資格取得スクールの講師が解答し作成したものであり、正答とは異なる場合がございますので、ご了承下さい。

問16 次の文は、離乳食の進め方の目安に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 生後5~6か月ごろ、牛乳の使用を開始する。
B 生後7~8か月ごろ、全がゆから軟飯に移行していく。
C 生後9~11か月ごろ、1日3回食を開始する。
D 生後12~18か月ごろ、調理形態は歯でかめるかたさが適当である。
E 生後12~18か月ごろ、手づかみ食べをやめさせる。
(組み合わせ)
A B C D E
1 〇 〇 〇 〇 ×
2 〇 〇 〇 × 〇
3 × 〇 × × ×
4 × × 〇 × 〇
5 × × 〇 × ×

回答:5

〈解説〉
A 不適切です。牛乳の使用は、離乳食の材料としてなら生後7〜8ヶ月頃から、飲料としてなら1歳頃から開始します。
B 不適切です。全がゆから軟飯に移行していくのは、生後9〜11か月頃からです。
C 適切です。
D 不適切です。調理形態は歯ぐきでかめるかたさが適当です。
E 不適切です。手づかみ食べは手や口や目に刺激を与えるものであり、脳の発達にもつながるため、早くにやめさせる必要はありません。3歳頃までに卒業できれば良いと言われています。

問17 次の文は、厚生労働省が示す衛生管理に基づいた保育所の対応に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
1 配膳担当の保育士は、月に1回以上の検便を受けなければならない。
2 加熱調理した食品のみを提供する。
3 検食とは、調理の仕上げ前に責任者が味見をすることである。
4 保存食とは、万が一、災害が発生した時のための備蓄である。
5 調理後の食品は、調理終了後2時間以内に食べる。

回答:5

〈解説〉
1 不適切です。厚生労働省では、保育士の月に1回以上の検便は義務付けられておらず、定期検便とされています。
2 不適切です。果物などは加熱していなくても提供出来ます。
3 不適切です。検食とは、調理後子どもが給食を食べる前に安全性や味付けなどを責任者が確認することです。
4 不適切です。保存食とは、万が一、食中毒等が発生した場合の原因究明のために、給食の原材料と調理後のものを保存しておくことです。
5 適切です。

問18 次の文は、「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」の2「食育の推進」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
・ 保育所における食育は、( A )な生活の基本としての「食を( B )力」の育成に向け、その基礎を培うことを目標とすること。
・ 子どもが生活と( C )の中で、意欲をもって食に関わる体験を積み重ね、食べることを楽しみ、食事を楽しみ合う子どもに成長していくことを期待するものであること。

(組み合わせ)
A B C
1 豊か 営む 遊び
2 豊か 楽しむ 学び
3 健康 営む 遊び
4 健康 楽しむ 遊び
5 健康 営む 学び

回答:3

〈解説〉
A 健康
B 営む
C 遊び

問19 次の文は、幼児の間食に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 1日3回の食事だけでは摂取しきれないエネルギーや栄養素を補う役割がある。
B 量は、1 日のエネルギー摂取量の 20~30%とされる。
C 市販品の菓子は使用しない。
D 「平成27年度乳幼児栄養調査結果」によると、「時間を決めてあげることが多い」と回
答した者の割合が2割ほどだった。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × × ○
4 ○ × × ×
5 × ○ ○ ○

回答:4

〈解説〉
A 適切です。
B 不適切です。幼児の間食は、1日のエネルギー摂取量の10%〜20%とされています。
C 不適切です。親が管理をして食べ過ぎないようにすればよいとされています。
D 不適切です。「平成27年度乳幼児栄養調査結果」によると、「時間を決めてあげることが多い」と回答した者の割合は6割ほどでした。

問20 次の文は、食物アレルギーに関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
1 食物アレルギーの有症率は、3歳児が最も高い。
2 原因食物は、多い順に鶏卵、乳製品、大豆である。
3 近年、くるみによるアレルギーの症例数は減っている。
4 保育所におけるアレルギー対応の原則は、「完全除去」である。
5 保育所におけるアレルギー対応は、保護者の要望を最優先に実施する。

回答:4

〈解説〉
1 不適切です。食物アレルギーの有症率は、0歳児が最も高いです。
2 不適切です。原因食物は、多い順に鶏卵、乳製品、小麦です。
3 不適切です。くるみによるアレルギーの症例数は減ってはおらず、9年間で10倍に増えています。
4 適切です。
5 不適切です。保育所におけるアレルギー対応は、給食の提供を前提とし、医師の診断及び指示に基づく生活管理指導表を活用し、組織的に対応することが重要です。

 

いかがでしたでしょうか

次回は【保育実習理論➀】をご紹介いたします

 

さぁ、神奈川県独自保育士試験もラストの問題になります

そして保育士後期筆記試験まであと一週間

ラストスパートです

くれぐれも体調だけは崩されないように

少しでもいつもと調子が違うな・・・と思ったら

無理をせず早めの受診を

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