こんにちは。
サンライズ保育士資格取得スクールです。
今日は秋分の日ですね
彼岸の中日である秋分の日には昔から「おはぎ」を食べる習慣があります。
この習慣の由来は諸説ありますが、小豆の赤には邪気を払う効果があるとされ、
ご先祖様にお供されてきました。
いきなりなぜ、おはぎの話
保育士試験と何の関係がありますの?
と思われた方もいらっしゃると思います。
それは。。。。
子どもと食と栄養で、食育基本法や食文化の問題が1問は出題されています。
R6年前期 問12
R5年後期 問12
R5年前期 問14(食文化)
R4年後期 問15(食文化)
R4年前期 問5 (食文化)
R3年後期 問18(食文化)
食育基本法の第1章総則の1条から15条の内容と、
過去出題されている食文化の問題をチェックしてみてください。
おはぎを食べる習慣の由来=食文化
食文化についてはいくつか知っておいても損はないと思います
模擬試験で実力チェックを!
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神奈川県保育士試験 保育の心理学 問16~20
問16
次の文は、言語の発達に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
1 「ブーブー チョウダイ」のように単語をつなげた発話は、一語発話(一語文)と呼ばれる。
2 3つ以上の単語がつながっている発話は、語彙爆発と呼ばれる。
3 生後4か月頃から出るようになる「アーアーアー」のような母音だけをつなげた声は、
過渡期の喃語(過渡的喃語)と呼ばれる。
4 コミュニケーションの手段としての言語は内言と呼ばれる。
5 思考の道具としての言語は外言と呼ばれる。
正解 3
1 不適切です。
一語発話(一語文)とはひとつの単語を話すことであり、「ブーブー チョウダイ」は単語が二つなので二語文です。
2 不適切です。
語彙爆発とは1歳半から2歳ごろに急速に言葉を覚えたり、語彙数を増やしていくことです。
3 適切です。
喃語には二種類の喃語があります。
一つ目の喃語は、生後2か月頃から発声する「アーアーアー」や「ウーウーウー」と言う母音中心の「過渡期の喃語」です。
この喃語は生まれながらに備わっているもので、聞こえる・聞こえないに関わらず、聞こえない赤ちゃんも聞こえる赤ちゃんと同じように発声します。
4 不適切です。
内言とは声を出さずに、自分の心の中で用いる言葉のことです。他者とのコミュニケーションで使用するのは外言といいます。
5 不適切です。
内言です。
問17
次の【Ⅰ群】の時期と【Ⅱ群】のキーワードを結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 青年期
B 成人期
C 老年期
【Ⅱ群】
ア 世代性
イ 心理的離乳
ウ 統合対絶望
(組み合わせ)
A B C
1 ア イ ウ
2 ア ウ イ
3 イ ア ウ
4 イ ウ ア
5 ウ イ ア
正解 3
A 青年期 ーーー イ 心理的離乳
親の保護や監督、さらにはその価値観などから、精神的・心理的に独立することを心理的離乳といいます。
B 成人期 ーーー ア 世代性
次の世代を支えていくもの(子どもや、新しいアイデア、技術といった後世に貢献できるようなこと)を生み、育み、将来に対して積極的に関心を持つということを世代性といいます。
C 老年期 ーーー ウ 統合対絶望
自己統合は、これまでの人生で得た様々な経験を振り返り、良い人生であったと思える、あるいはこれからの高齢期に希望を見出せる状態を表し、絶望はその逆で、これまでの人生の過去を否定的に捉え、これからの高齢期に対する希望もない状態を表し、統合的絶望といいます。
問18
次の語句は、マズロー(Maslow, A.H.)の提唱した5つの欲求のうち3つを示している。
上位の欲求から順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 所属と愛の欲求
B 生理的欲求
C 自己実現の欲求
(組み合わせ)
1 A→B→C
2 A→C→B
3 B→A→C
4 C→A→B
5 C→B→A
正解 4
アメリカの心理学者、アブラハム・マズロー(1908~1970)が考案したものです。
「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現の欲求」の5つの階層に分かれています。
C 自己実現の欲求
↓
A 所属と愛の欲求
↓
B 生理的欲求
上位の欲求から順に並べると上記の順番になります。
問19
次の文は、保育における生活習慣の習得に関する記述である。適切な記述を〇、不
適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 食事・排泄・睡眠・衣類の着脱・身の回りを清潔にすること等の生活習慣の習得については、
平均的な子どもの発達を基準として援助をしていくことが求められる。
B 食事・排泄・睡眠・衣類の着脱・身の回りを清潔にすること等の生活習慣の習得については、
保育士等は見通しをもって、あえて子どもに手順や方法を示さず考えさせることが求められる。
C 食事・排泄・睡眠・衣類の着脱・身の回りを清潔にすること等の生活習慣の習得につ
いては、一人一人の子どもが達成感を味わうことができるよう援助を行う。
D 食事・排泄・睡眠・衣類の着脱・身の回りを清潔にすること等の生活習慣の習得については、
子どもが、自信や満足感をもち、更に自分でしてみようとする意欲を高めていくことが重要である。
(組み合わせ)
A B C D
1 〇 〇 × 〇
2 〇 × 〇 ×
3 〇 × × 〇
4 × 〇 × 〇
5 × × 〇 〇
正解 5
保育所保育指針
2 養護に関する基本的事項
(2)養護に関わるねらい及び内容
(イ)内容
④ 子どもの発達過程等に応じて、適度な運動と休息を取ることができるようにする。また、食事、排泄、衣類の着脱、身の回りを清潔にすることなどについて、子どもが意欲的に生活できるよう適切に援助する。
からの出題です。
A 不適切です。
食事、排泄、睡眠、衣類の着脱、身の回りを清潔にすること等の生活に必要な基本的な習慣については、急がせることなく、一人一人の状態に応じ、落ち着いた雰囲気の中で行うようにし、子どもが自分でしようとする気持ちを尊重することが求められます。
B 不適切です。
食事、排泄、睡眠、衣類の着脱、身の回りを清潔にすること等の生活に必要な基本的な習慣については、保育士等は見通しをもって、子どもに分かりやすく手順や方法を示すなど、一人一人の子どもが達成感を味わうことができるよう援助を行うことが求められます。
C 適切です。
D 適切です。
問20
次の文は、子どもを理解する視点あるいは方法に関する記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
1 子どもの立場に立って対応するという姿勢は、かえって子どもの不安感を増大させる。
2 田中・ビネー知能検査Ⅴは、一般的知能に遅れがあるかどうかを調べるために使用できる。
3 PDCAサイクルは、保育活動の取り組みにおいて、実践の域に達した時点で止めなければならない。
4 保育士同士が相談し合い、助け合い、励まし合う協働関係を自律性と呼び、その関係を基盤に、
お互いを高め合いながら専門性を向上させていくことができると考えられている。
5 ECERS-3は、保育の質を評価する尺度であり、子どもの言動のみを記録する。
正解 2
1 不適切です。
子どもの立場に立って対応することは子どもにとって安心感をもたらすため大切なことです。
2 適切です。
田中・ビネー知能検査Ⅴとは知能指数や精神年齢がわかる検査です。
年齢ごとに問題が分類されており、どの年齢の知能レベルまで理解できているのかわかりやすく、子どもの知能発達のペースが把握できるのが特徴です。
3 不適切です。
PDCAサイクルとは「Plan 計画」「Do 実行」「Check 評価」「Action 改善」の4段階を繰り返し、継続的に目標達成を促進します。
4 不適切です。
自律性とは、自分で計画を立てて目標達成のために自らが考えて行動することをいいます。
5 不適切です。
ECERS-3には「空間と家具」「養護」「言葉と文字」「活動」「相互関係」「保育の構造」の6に分類し、それを6サブスケールとして設定します。そして全部で35の具体的な項目がサブスケールの下にあります。