こんにちは
サンライズ保育士資格取得スクールです
まだまだ日中30度を超える日が続いています
熱中症に気をつけて、後期試験にむけて勉強を進めていって下さいね
では、引き続き、8月5日(土)、6日(日)に行われた令和5年神奈川県独自保育士試験の解答・解説を掲載していきます
本日は【保育原理③】です
ぜひご参考になさってください
※この解答・解説は実際の試験をサンライズ保育士資格取得スクールの講師が解答し作成したものであり、正答とは異なる場合がございますので、ご了承下さい。
問11 次の文は、子ども・子育て支援新制度に関する記述である。( A )~( C )
にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
・ 認定こども園は、幼稚園型、保育所型、( A )、幼保連携型の4類型があるが、こ
のうち幼保連携型認定こども園の法的位置づけは学校及び( B )である。
・ 市町村は、市町村子ども・子育て支援事業計画に従い、地域の実情に応じて、地域子
育て支援拠点事業や一時預かり事業等の( C )を行う。
(組み合わせ)
A B C
1 地方裁量型 保育所 地域子ども・子育て支援事業
2 地方裁量型 児童福祉施設 地域子ども・子育て支援事業
3 子育て支援型 保育所 仕事・子育て両立支援事業
4 子育て支援型 児童福祉施設 仕事・子育て両立支援事業
5 地方裁量型 幼稚園及び保育所 地方版子ども・子育て会議
回答:2
〈解説〉
・ 認定こども園は、幼稚園型、保育所型、( A 地方裁量型 )、幼保連携型の4類型があるが、このうち幼保連携型認定こども園の法的位置づけは学校及び( B 児童福祉施設 )である。
・ 市町村は、市町村子ども・子育て支援事業計画に従い、地域の実情に応じて、地域子育て支援拠点事業や一時預かり事業等の( C 地域子ども・子育て支援事業 )を行う。
問12 次の文のうち、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第
63号)の一部として、(a)~(d)の下線部分が正しいものを〇、誤ったものを×とし
た場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
・ 満二歳以上の幼児を入所させる保育所には、保育室又は遊戯室、(a)屋外遊戯場(保
育所の付近にある屋外遊戯場に代わるべき場所を含む。次号において同じ。)、調理室及
び便所を設けること。
・ 保育士の数は、乳児おおむね三人につき一人以上、満一歳以上満三歳に満たない幼児
おおむね(b)五人につき一人以上、満三歳以上満四歳に満たない幼児おおむね二十人
につき一人以上、満四歳以上の幼児おおむね(c)三十五人につき一人以上とする。
・ 保育所は、定期的に外部の者による評価を受けて、それらの(d)結果を公表し、常
にその改善を図るよう努めなければならない。
(組み合わせ)
a b c d
1 〇 〇 × ×
2 〇 × 〇 ×
3 〇 × × 〇
4 × × 〇 〇
5 × × × 〇
回答:3
〈解説〉
a 適切です。
b 不適切です。「五人につき一人」ではなく「六人につき一人」が入ります。
c 不適切です。「三十五人につき一人」ではなく「三十人につき一人」が入ります。
d 適切です。
問13 次の文は、保育所保育に関する基本原則に関する記述である。「保育所保育指針」第
1章「総則」1「保育所保育に関する基本原則」に照らした場合の不適切な記述を一つ
選びなさい。
1 子どもが自発的・意欲的に関われるような環境を構成し、子どもの主体的な活動や子
ども相互の関わりを大切にすることが重要である。
2 保育の環境として、子ども自らが周囲の子どもや大人と関わっていくことができる環
境を整えることが示されている。
3 保育所における保育士は、倫理観に裏付けられた専門的知識、技術及び判断をもって、
子どもを保育するものであり、子どもの保護者に対する保育に関する指導は原則行わな
い。
4 一人一人の子どもの状況や家庭及び地域社会での生活の実態を把握するとともに、子
どもが安心感と信頼感をもって活動できるよう、子どもの主体としての思いや願いを受
け止めることが大切である。
5 児童福祉法第48条第4項において保育所の情報提供が努力義務として規定されており、
保育所は、保護者や地域社会に、当該保育所が行う保育の内容を適切に説明するよう努
めなければならない。
回答:3
〈解説〉
1 適切です。
2 適切です。
3 不適切です。子どもの保護者に対する保育に関する指導も行います。
4 適切です。
5 適切です。
問14 次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」2「養護に関する基本的事項」の一部
である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
・ 子どもの発達過程等に応じて、適度な運動と( A )を取ることができるようにす
る。また、食事、排泄、衣類の着脱、身の回りを清潔にすることなどについて、子ども
が( B )に生活できるよう適切に援助する。
・ 保育士等との信頼関係を基盤に、一人一人の子どもが( C )し、自発性や探索意
欲などを高めるとともに、( D )をもつことができるよう成長の過程を見守り、適切
に働きかける。
(組み合わせ)
A B C D
1 休息 積極的 友達と同じように行動 他者への思いやり
2 休息 意欲的 主体的に活動 自分への自信
3 休息 意欲的 友達と同じように行動 自分への自信
4 睡眠 積極的 友達と同じように行動 他者への思いやり
5 睡眠 意欲的 主体的に活動 自分への自信
回答:2
〈解説〉
・ 子どもの発達過程等に応じて、適度な運動と( A 休息 )を取ることができるようにする。また、食事、排泄、衣類の着脱、身の回りを清潔にすることなどについて、子どもが( B 意欲的 )に生活できるよう適切に援助する。
・ 保育士等との信頼関係を基盤に、一人一人の子どもが( C 主体的に活動 )し、自発性や探索意欲などを高めるとともに、( D 自分への自信 )をもつことができるよう成長の過程を見守り、適切に働きかける。
問15 次の文のうち、「保育所保育指針」第1章「総則」1「保育所保育に関する基本原則」
(2)「保育の目標」の一部として、(a)~(d)の下線部分が正しいものを〇、誤っ
たものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
・ 保育所は、子どもが生涯にわたる人間形成にとって極めて重要な時期に、その生活時
間の大半を過ごす場である。このため、保育所の保育は、子どもが現在を(a)最も良
く生き、(b)主体的な生活をつくり出す力の基礎を培うために、次の目標を目指して行
わなければならない。
・ 保育所は、入所する子どもの保護者に対し、その意向を受け止め、子どもと保護者の
(c)愛着関係に配慮し、保育所の特性や(d)保育士等の技術を生かして、その援助
に当たらなければならない。
(組み合わせ)
a b c d
1 〇 〇 〇 ×
2 〇 〇 × 〇
3 〇 〇 × ×
4 〇 × × ×
5 × × 〇 〇
回答:4
〈解説〉
a 適切です。
b 不適切です。「主体的な生活」ではなく「望ましい未来」が入ります。
c 不適切です。「愛着関係」ではなく「安定した関係」が入ります。
d 不適切です。「保育士等の技術」ではなく「保育士等の専門性」が入ります。
いかがでしたでしょうか
次回は【保育原理④】をご紹介いたします
