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0歳から赤ちゃんの便秘に注意しよう

2019年07月20日 お役立ち

誰もが安心して排泄できる環境作りに取り組む「日本トイレ研究所」。この度、0歳から子どもの便秘に注意しよう、と呼びかけています。
赤ちゃんが便秘かも?ともう親御さんは意外に多いようです。もし気になるのなら、早めに専門病院へ、とも伝えています。

赤ちゃんの体調は便で把握

言葉が話せなく、泣いてばかりの赤ちゃん。自分の気持ちを何とか表現し始める3歳ころまでは、親や周りの人が様子を察してあげないといけません。
そんな赤ちゃんの健康状態を知る上で周りの大人でも分りやすいのが「食欲」「機嫌」「便」この3つ。特に便は未発達な胃腸の調子を把握するのに大切です。

個人差が大きいから分かりにくいことも

赤ちゃんは本当に個人差が大きいです。だからウンチが硬ったり少なかったりしても、これが病気の兆候なのか、それとも個人差の範囲なのかが分かりにくいです。
母乳やミルクをごくごくたいらげ、離乳食もパクパク食べる大食漢の赤ちゃんもいれば、小食すぎて「この子は本当に大きくなれるのかしら?」と心配する赤ちゃんも。
さらに離乳食を開始して赤ちゃんのウンチの状態が徐々に変わってきても、だんだん胃腸の発達も伴っているので、どこまでが正常の範囲なのか、病気になりかけているのか、非常に分かりにくいです。

便秘の兆候とは?

一般的に便秘の兆候は便の頻度から判断します。一つの目安は3日に1回。これくらいの頻度であれば、便秘の兆候があると判断して良いようです。
赤ちゃんの便が3日~7日に1度という赤ちゃんもかなりいるようで、約半数の赤ちゃんがこの状態であるとのことです。

小児慢性機能性便秘症診療ガイドライン

2013年に初めてこのガイドラインが作成され、これによると、発症しやすい時期は「離乳食開始時」「トイレトレーニング時」「就学開始時」。ピークは2歳から4歳です。
とにかく心配事や悩み事が多い赤ちゃんの世話。便秘はどうしても軽視されやすいため、後になって気付くことも多いのだとか。1ヵ月検診・3ヵ月検診で保健所などに気軽に相談することが大切です。

専門医によると・・・

かなり重症になってから病院に駆け込んでくる赤ちゃんが多いとのこと。理想は自我が目覚め始める3歳ころまでに直すことだそうです。
大量の便をため込んでしまい、伸びた腸壁で便意が感じにくくなる「直腸肛門反射」には、地道に呼び戻す作業が必要となります。
子ども自身が便をすることで、すっきり気持ちいい、という感覚を身に付けさせてあげられればいいですね。

 

日本トイレ研究所 赤ちゃんの便秘を疑ったときに専門医がいる病院リスト
https://www.toilet.or.jp/sp/projects/projects_soudanshitsu/hospital/

朝日新聞朝刊 2019年6月26日(水)より

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