■0~3歳児は生涯において、最も吸収する力が高い時期
モンッテソーリ教育において、0~3歳くらいの時期は「なんでも無意識に吸収する時期」とされています。それは、人の生涯において、最も吸収する力が高い時期。その後なかなか達成できないようなことを簡単に習得してしまいます。そう、人生で一番吸収力と適応力が備わっている時期なのです。
■モンテッソーリ教育が用意する0~3歳用の教育環境
●粗大運動
体育の授業で行うことではなく、会談の上り下りなど日常的なこと。それらの運動能力を援助します。
●微細運動
手や指を使った細かな運動を獲得します。握る・叩くなども入ります。
●日常生活
粗大運動と微細運動を複合的に混ぜながら日常の生活に参加させます。着替えや植物の世話などです。
●言語
言葉の獲得は人間の本能。子どもの発達段階に合わせてきめ細やかなステップを用意し、豊かな語彙を習得させます。
●感覚
子どもは環境を無意識にまるごと吸収します。色々と溜めこんで学習した感覚は教具によって整理されていきます。様々な感覚教具に触れさせ、感覚を洗練させていきます。
●音楽
音楽を聴いたり歌を歌ったり体を動かしたり楽器を触ったりなど表現することを楽しみながら、様々なことを習得します。
●美術
クレヨン・鉛筆・粘土などを利用し、目と手の協応動作を習得させます。思いのままの自由に表現することも学びます。