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神奈川保育士試験 保育原理 問6~問10
問6
次の文のうち、「保育所保育指針」第4章「子育て支援」の一部として、(a)~(d)の下線部分が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
地域の子どもに対する一時預かり事業などの活動を行う際には、一人一人の子どもの(a)発達の状態などを考慮するとともに、日常の保育との関連に配慮するなど、(b)個別に活動を展開できるようにすること。
(c)市町村の支援を得て、地域の関係機関等との積極的な(d)情報交換を図るとともに、子育て支援に関する地域の人材と積極的に連携を図るよう努めること。
(組み合わせ)
a b c d
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×
正解 5
(a)不適切です。
「発達」の状態ではなく、「心身」の状態が適切です。
(b)不適切です。
「個別」に活動ではなく、「柔軟」に活動が適切です。
(c)適切です。
(d)不適切です。
「情報交換」ではなく、「連携及び協働」を図ります。
問7
次の文は、「全国保育士会倫理綱領」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
私たちは、職場におけるチームワークや、関係する他の専門機関との連携を大切にします。
また、自らの行う保育について、常に子どもの視点に立って自己評価を行い、保育の( A )の向上を図ります。
私たちは、日々の保育や子育て支援の活動を通して子どものニーズを受けとめ、子どもの立場に立ってそれを( B )します。
また、子育てをしているすべての保護者のニーズを受けとめ、それを( B )していくことも重要な役割と考え、行動します。
私たちは、地域の人々や関係機関とともに子育てを支援し、そのネットワークにより、地域で子どもを育てる( C )づくりに努めます。
(組み合わせ)
A B C
1 技術 伝達 社会
2 技術 代弁 環境
3 質 伝達 社会
4 質 代弁 環境
5 質 伝達 環境
正解 4
私たちは、職場におけるチームワークや、関係する他の専門機関との連携を大切にします。
また、自らの行う保育について、常に子どもの視点に立って自己評価を行い、保育の ( A :質)の向上を図ります。
私たちは、日々の保育や子育て支援の活動を通して子どものニーズを受けとめ、子どもの立場に立ってそれを( B :代弁)します。
また、子育てをしているすべての保護者のニー ズを受けとめ、それを( B :代弁)していくことも重要な役割と考え、行動します。
私たちは、地域の人々や関係機関とともに子育てを支援し、そのネットワークにより、 地域で子どもを育てる( C :環境)づくりに努めます。
問8
次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」1「乳児保育に関わるねらい及び内容」(3)「保育の実施に関わる配慮事項」の一部である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
・ 一人一人の子どもの生育歴の違いに留意しつつ、欲求を適切に満たし、( A )の保育士が応答的に関わるように努めること。
・ 保護者との信頼関係を築きながら保育を進めるとともに、保護者からの( B )に応じ、保護者への支援に努めていくこと。
・ 担当の保育士が替わる場合には、子どものそれまでの( C )や( D )に留意し、職員間で協力して対応すること。
(組み合わせ)
A B C D
1 担当 要望 生育歴 発達過程
2 担当 相談 生育歴 発達過程
3 特定 相談 家庭環境 心身の機能
4 特定 要望 家庭環境 心身の機能
5 特定 相談 生育歴 発達過程
正解 5
・ 一人一人の子どもの生育歴の違いに留意しつつ、欲求を適切に満たし、( A :特定)の保育士が応答的に関わるように努めること。
・ 保護者との信頼関係を築きながら保育を進めるとともに、保護者からの( B :相談)に応じ、保護者への支援に努めていくこと。
・ 担当の保育士が替わる場合には、子どものそれまでの( C :生育歴)や( D :発達過程)に留意し、職員間で協力して対応すること。
問9
次の文のうち、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」2「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」(1)「基本的事項」の一部として(a)~(d)の下線部分が正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
この時期においては、歩き始めから、歩く、走る、跳ぶなどへと、基本的な運動機能が次第に発達し、(a)生活習慣の自立のための身体的機能も整うようになる。つまむ、めくるなどの指先の機能も発達し、食事、衣類の着脱なども、保育士等の援助の下で自分で行うようになる。(b)発声も明瞭になり、語彙も増加し、自分の意思や欲求を言葉で表出できるようになる。このように自分でできることが増えてくる時期であることから、保育士等は、子どもの生活の安定を図りながら、自分でしようとする気持ちを尊重し、温かく(c)援助するとともに、愛情豊かに(d)積極的に関わることが必要である。
(組み合わせ)
a b c d
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ○
5 × ○ × ×
正解 5
(a)不適切です。
「生活習慣の自立」ではなく、「排泄」が適切です。
(b)適切です。
(c)不適切です。
「援助する」ではなく、「見守る」が適切です。
(d)不適切です。
「積極的」ではなく、「応答的」が適切です。
問10
次の文のうち、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」に照らして、不適切な記述を一つ選びなさい。
1 乳児保育、3歳未満児の保育と同様に、3歳以上児の保育に関するねらい及び内容も、養護に関する基本的事項と一体となって展開するものである。
2 乳児から3歳未満までの時期における様々な経験とそれを通しての育ちの姿を踏まえて、3歳以上児のねらい及び内容を具体的な指導計画の中に位置付け、実践するようにする。
3 この時期の子どもは、仲間の一員として役割を分担しながら、協同して粘り強く取り組むようになる。協力してやり遂げ、達成感を味わうことは、子どもに自信や自己肯定感を育むことにもなる。
4 3歳以上児は身辺自立が進むため、「生命の保持」及び「情緒の安定」に関わる保育の内容が、子ども一人一人に応じて保障される必要性は徐々に減っていく。しかし、別の保育所等から転入する場合には、一人一人の状態に応じた丁寧な関わりが必要となる。
5 個の成長と集団としての活動の充実を図ることを基本とし、子どもが身近な環境に主体的に関わる具体的な活動を通して、各領域の内容を総合的に展開し、幼児期にふさわしい経験と学びを生み出すように援助することが必要である。
正解 4
1 適切です。
2 適切です。
3 適切です。
4 不適切です。
そのような記述はありません。
5 適切です。