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赤ちゃんの歯を守ろう!

2019年09月28日 お役立ち

赤ちゃんは生後7ヶ月くらいになると可愛い歯が生え始めます。小学校高学年まで世話になる大切な乳歯。大切に守ってあげたいものです。
口の中の唾液や粘膜の健康は、体の健康にも関わりが深いと言われています。

離乳食が始まるとむし歯になりやすくなる

乳歯はよくむし歯になります。しかし、いずれ永久歯に生え変わるからといって、そのままにしていておいてはいけません。永久歯の生え方にも影響するからです。
乳歯の根に菌が繁殖すると、そのすぐ下にある永久歯にも菌が移ってしまうことがあります。そうなると永久歯の発育が妨げられることがあります。

乳歯のむし歯は私たち大人の永久歯と同様、歯が少しづつ溶けて穴が開いていきます。一歳を過ぎて大人の食生活に近づくと、様々な食物や菌が口の中に入ることになり、むし歯は増えてきます。

「ミュータンス菌などの虫歯菌」+「ショ糖」=「歯垢」

むし歯の原因となる菌はいくつかありますが、主なのはミュータンス菌。産まれたばかりの赤ちゃんの口の仲には存在しません。しかし大人と一緒に生活するうえで、どうしても大人から菌が移ってしまいます。
このミュータンス菌をなるべく赤ちゃんの口の中に入れない様ために、口移しで食べさせたり食器を共有することはNGとされています。

ミュータンス菌がショ糖と一緒になると粘着物質が形成されます。それが歯の表面にだんだんと付着してきます。
この粘着物質に他の虫歯菌の作用も重なると歯垢(プラーク)ができます。
歯垢は母乳やミルク、他の炭水化物を発酵させます。その結果強い酸となり、歯のエナメル質を溶かしていきます。

寝かしつけのための母乳・ミルクは少しづつ卒業しよう

乳歯は永久歯に比べてエナメル質と象牙質の厚さが半分程度。そのため虫歯の浸食が早くなります。
唾液には緩衝作用(歯のpHを一定に保つ作用)や自浄作用(歯の汚れを防ぐ作用)がありますが、睡眠中は唾液の分泌が減るので、睡眠中に虫歯が進行してしまうことが多いです。
離乳食が終わる1歳頃は、寝かしつける時に母乳やミルクが必要なことがまだまだ多いでしょう。
しかし口の中に母乳やミルクが残った状態で唾液の分泌が減ると、むし歯の原因になってしまうので、徐々に卒業していくように工夫してみましょう。
日中でもダラダラ食べは唾液の緩衝作用や自浄作用を妨げてしまうので、しないように習慣付けましょう。

乳幼児期から「食後→歯磨き」は一連の作業とする

赤ちゃんの歯磨きはすんなりとはいかないものです。口を開けてじっとしてくれる赤ちゃんはなかなかいません。
まずは、食後にお茶や白湯を飲み、口の中にの食べかすが残らないようにしてみましょう。
歯が生えてきたら、食後に歯を拭く専用のコットンで拭いたり、握りやすいリング型の柔らか歯ブラシを持たせるなどしてみましょう。
外出中に寝てしまいそうなときは、キシリトール配合のタブレットなども活用してみましょう。

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リング型歯ブラシ「HAMICO」
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キシリトール配合「タブレットU」
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