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赤ちゃんの肌はどうして柔らかいの?

2020年02月08日 お役立ち

赤ちゃんの肌はとても柔らかくてプヨプヨ。触ると気持ち良く、その愛らしい姿も相まって、周りを笑顔にしてくれますね。
赤ちゃんの肌は大人とどう違うのでしょうか。

人の皮膚の仕組み

皮膚は「表皮」「真皮」の2層から成ります。「表皮」はさらに「角層」「顆粒層」「有棘(ゆうきょく)層」「基底層」の4層から成っています。
一番下にあるのが「基底層」。皮膚はここで生まれ、1ヶ月くらいかけてだんだんと外側にいき、一番外側にある角層まで達するとはがれます。
年齢を重ねていくと、このサイクルがうまく働かないことがあります。そうなると、不要な角層が肌表面に残ってしまいます。そうすると、肌が乾燥して湿疹などのトラブルがおきます。

皮膚の健康を保つために必要なことは
①清潔に保つこと
②保湿をすること
③紫外線を防ぐこと
この3点です。

これは大人になっても同じ。化粧品会社のアドバイザーからよく聞くセリフかもしれませんね。

赤ちゃんの肌がプヨプヨである秘密

▽表皮が薄い

皮膚を構成する「表皮」「真皮」ですが、両方あわせてもわずか2mmほどしかありません。内訳は表皮0.2mm、真皮1.8mmほど。
赤ちゃんの表皮はさらに薄く、0.1mm程度で、とても薄くてデリケートです。
小学生の頃に、大人と同じ0.2mm程度になります。

▽皮下脂肪が厚い

皮下脂肪は乳幼児ほど厚く、成長するにつれてだんだん薄くなっていきます。
肩から肘までの腕の皮下脂肪の厚さを計った実験結果によると、乳児は平均6.3mm、10~13歳は平均4.5mm、23歳以降は平均3.6mmでした。

▽汗腺が大人より多い

汗が出る汗腺は、大人よりも数が多いとされています。大人と赤ちゃんとでは表面積がかなり違うのに、汗腺の数が多ければ、当然汗っかきになります。
一方で、肌がいつも潤っている印象もを与えてくれます。

▽水分量が多い

皮膚に含まれる水分量は、生後2~3か月頃が一番多く、その後徐々に減っていきます。
言われてみれば、生後3か月くらいの赤ちゃんは一番丸々としていてプヨプヨ。とても可愛いですね。

2020年1月25日(土)朝日新聞朝刊より出典

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