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赤ちゃんの誤飲にはくれぐれも注意しよう!

2020年01月11日 お役立ち

2019年の赤ちゃんの出生数は87万人に達しなかったとのこと。急激に少子高齢化が進んでいます。2019年では、日本の全人口の28.4%が65歳以上とのことです。
共働きが増え、祖父母が子供の面倒を見るケースもあたりまえ。それに伴って子供が薬などを誤飲する事故は増えているとのことです。

誤飲事故は帰省する時期に多発

消費者庁-消費者安全調査委員会によると、2014~2017年の4年間に5歳以下の子供の誤飲事故は30,385件にのぼるとのこと。多い場所は上位から自宅、実家、親戚宅。多い時期は上位から12月、8月、1月。
長期休暇を利用して実家に帰省したり親族宅に訪問したりする際に誤飲事故は多発していることがわかります。

祖父母の年代は、食後に薬を服用している人が多く、食卓の分かりやすいところに置いてあることが多いでしょう。ということは子供にとっても手が届きやすい場所でもあります。
しかも、錠剤を出して飲んだりシップを貼ったり軟膏を塗ったりなど、興味深い動作は真似したくなる子どもも多いでしょう。

自分で動けるようになるハイハイ期から2歳児までは特に要注意

生後6ヶ月頃から1歳半くらいまでは、何でも口に入れたがる月齢です。さらに1ッ歳半ころからは椅子によじ登って高いものを取ろうとしたり、大人の真似をしたがったり。2歳からは興味の対象が増え、さらに活発に動き回ります。
親が気を揉むのは、「やってはいけない」「行ってはいけない」など大人の注意が通じない月齢だから。言って聞かせることが困難です。引き出しや取っ手にベビーガードやチャイルドロックを取り付ける、絶対に手の届かないところに置くなどの対策が必要です。

最近は赤ちゃんが開けにくい構造の容器もあるが・・・

近年では子供が開けにくい、チャイルドレジスタンス(CR)の機能を付けたパッケージも登場しています。
具体的には、強く押さないと取り出せない錠剤シートや、押しながら回さないと空かないボトルなど。
その他にも、親指を突っ込んで左右に押し広げないと開かない袋や箱の一部を押しながら開けないとあかない箱なども登場しています。

ただ、CR対策にかかる費用を薬の価格に上乗せできる欧米と違い、日本の制度ではできません。そうなると、製薬会社のコストがかかってしまいます。
また、高齢者も細かい作業が苦手だったり力がなかったりします。高齢者が使いにくくなると、服用率が下がるなどの懸念もあります。医療従事者の負担が増えてしまうことも懸念されています。
一方で誤飲すると危険な抗がん剤や抗うつ剤などはCR導入が進んでいるとのことです。
もっとCRが広まり、一般的になるといいですね。

2019年12月25日(水)朝日新聞朝刊より出典