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「おさらい」子どもと飛行機に乗る時には

2024年10月11日 お役立ち

長かったコロナ禍が明け、やっと気兼ねせずに旅行ができるようになりましたね。この夏、小さなお子さまを連れての飛行機に乗った方も多かったのではないでしょうか。これから秋~冬にかけても行楽シーズンです。飛行機に乗る機会があるかもしれません。
そこでおさらいです。小さな子を飛行機に乗せる場合、健康面ではどのような点に注意すべきかについて考えてみましょう。
(※2024年7月27日 朝日新聞の記事を参考に要約しています。)

機内での健康管理と耳の対策について

日本航空(JAL)で乗務員の健康管理を担当されているサトウ菜保子さんによれば、機内の気圧は約0.8気圧、湿度はおよそ20%とのことです。酸素濃度は、富士山の5合目付近と同程度で、非常に乾燥している環境といえます。
気圧の変化により起こりやすい症状として、耳の詰まりや痛みが挙げられます。飛行機の離着陸時には、ミルクやジュースをお子様に飲ませることが効果的です。飲み込む動作によって耳管が開き、「耳抜き」が容易になるためです。

飛行機搭乗前に注意したい耳のトラブル

一般的に耳の詰まりや痛みは、数分から数時間で自然に解消することが多いですが、風邪や鼻炎の症状がある場合には、空気の通りが悪くなり、航空性中耳炎に発展する恐れがあります。そのため、搭乗前には風邪や鼻炎の治療をしっかりと行っておくことが大切です。

飛行機搭乗時の体調トラブルを防ぐためのポイント

耳の症状だけではなく、機内ではお腹の張りや腹痛、また歯の痛みを感じることもあります。同社の産業医である原順子医師によれば、これは胃腸内の空気や、虫歯や治療中の歯に含まれる空気が膨張・収縮するために起こるそうです。そのため、締め付けの強い衣類は避け、虫歯は事前に治療しておくことが重要ですとアドバイスされています。

子どもの乗り物酔いを防ぐための飛行機対策

機内では常に小さな揺れがあり、時には大きく揺れることもございます。乗り物酔いしやすいお子さまには、搭乗の1時間前に酔い止めの薬を服用すると効果的です。また、空腹や食べ過ぎにも注意が必要です。特に揺れが大きい際には、定点を見つめることで酔いやすくなるため、ゲームや動画の視聴は一時中断することをおすすめします。なお、中央付近の座席は比較的揺れが少ないため、酔いやすい方にはそちらを選ばれるとよいでしょう。

小さなお子さまの機内健康トラブルを防ぐために

同社の報告によると、過去6年間で「機内急病人」として報告されたケースの約7%が6歳以下のお子さまであったそうです。感染症の疑いがある場合は、搭乗を控えることが重要です。また、インフルエンザや新型コロナウイルスの診断書がある場合には、取り消し手数料を支払わずに航空機代金の払い戻しを受けられる場合もございます。

子どもの飛行機搭乗への不安を和らげるための事前準備

お子さまが飛行機に乗ることに不安を感じている場合は、事前に動画などで「飛行機利用の流れ」を学んでおくと、心の準備に役立ちます。日本航空(JAL)では、お子さま向けに「スカイちゃれんじビデオ」というYouTube動画を作成しており、他の航空会社でも体験プログラムを用意している場合がございます。

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