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できてますか?「待つ・褒める・肯定する」

2019年08月31日 お役立ち

子どものかかわり方について、理想を挙げたらキリがありません。きれいごとを並べても、母親や保育士を苦しめるだけ。それに、子どもにとって大人の都合や価値観は意味を持ちません。
でも難しく考えることはありません。「待つ・褒める・肯定する」この3つを意識すれば大丈夫。どんなことに心がけて接すればいいのでしょうか。

「待つ・褒める・肯定する」ことで子どもの情緒は安定する

つい子どもに「早くしなさい!」と言ってせかしてしまう、いいところを褒める前に悪いところが目について否定的なことを言ってしまう・・・
親や保育士はもっと待っていてあげたい、褒めたい、肯定したいと思っていても、なかなか理想通りには行きません。
子どもの状況をよく見て上手く声掛けして誘導して待つ、こんな風に接してあげられれば理想ですね。

ただ、園に向かう朝などは慌ただしいですし、園でも時間に添った生活が求められます。
時間のかかりそうなことは早めにフォローしたりして、子ども自身が自分でできた、という達成感や満足感を味わえるようにしてあげたいですね。

ただ、何度言ってもできないことは、できるまでやらせるのではなく、その子にとってはまだハードルの高い要求と捉えましょう。月齢の高い低いでできることを一律に線引きしてはいけません。
その子に合ったハードルの高さを大人が調節してあげることが大切です。
できるまで待つ、できたら褒める、しようとしていることを肯定する、この3つを心がけていきましょう。

賢い子は親子のコミュニケーションが良好な家庭で育つ

専門家は、周りの大人が子どもの話をきちんと聞いてあげることがとても重要と言います。この基本的なコミュニケーションがすべての土台でもあります。
会話でのコミュニケーションが上手くいっている親や保育士との間には、愛着関係や信頼関係が生まれます。これが子どもの正常な情緒の発達を促します。
このように安心して過ごせる空間にいることで、子ども精神状態は安定します。家や保育園は子どもにとって安心して過ごせる場所でなくてはならないのはこのためです。
情緒が安定すれば集中力も高まります。そうすると自然に学習にも意欲的に取り組むようになります。

なるべくいつでも身体が触れ合える環境で

昭和の中盤頃まで、赤ちゃんをいつも抱いていると抱き癖がつくからよくない、と言われていました。しかし今は逆。赤ちゃんが望めばいくらでも抱っこしてあげて、と言われています。
子どもが抱っこをせがんだり膝の上に乗ってきたりするのは、無意識のうちに愛情を感じ取って安心したいから。この行為は、甘やかしているのではなく、甘えさせてあげていること。甘えてきたらなるべくそれに応えてあげましょう。
愛情を感じることで子どもは安心します。安心して過ごせる土台があることは、何かに集中したり好奇心を持ったりすることに繋がります。

難しいのは、親のタイミングではなく子どものタイミングに寄り添うこと。急に抱っこと言われて時には無理なこともあるかもしれません。そんな時は「今は無理だからごめんね」ときちんと言葉で伝えましょう。

待って褒めて肯定。実践してみよう!

親や保育士は「この月齢ならこれくらいできて当然」と思わないことが大切です。発達には大きな個人差があります。できないことはせかさずにできるまで待つこと。そしてできたらたくさん褒めてあげましょう。
子どもが何か問題行動をおこしても、頭ごなしに叱ってはNG。子どもなりの理由があります。まずはそんな子どもなりの理由を肯定してあげましょう。そして何がいけないかきちんと言葉で伝えることが大切です。
一朝一夕にはいかず、長い年月をかけて教えることは容易なことではありません。親や保育士も肩の力を抜いて、ストレスを溜めない工夫をしましょう。